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マラソン・駅伝

“3代目山の神”神野大地が「厚底シューズ」に持論!「登り坂は厚底より薄底の方が良い」“2代目山の神”柏原竜二も同意

THE DIGEST編集部

2022.11.21

青学大時代に5区を走り2度の総合優勝に貢献した神野。写真:産経新聞社

青学大時代に5区を走り2度の総合優勝に貢献した神野。写真:産経新聞社

 プロランナー神野大地(セルソース)が、「厚底シューズ」に持論を展開し、話題を呼んでいる。

 11月19日、箱根ターンパイクで行なわれた『激坂最速王決定戦』登りの部(13.5キロ)で練習の一環として出場した神野は、54分18秒で7位でフィニッシュ。2015年の箱根駅伝で5区で快走し「3代目山の神」という異名を持つ29歳は、2018年からはプロランナーとして活躍の場を広げている。

 登りを得意とする神野は、大会後「激坂走って思ったけど、登り坂は厚底より薄底の方が良いな」と自身のTwitterで意見を綴った。

 近年、長距離界を席巻している厚底シューズ。カーボンプレートを搭載したシューズで、日本男子マラソン記録は4度塗り替えられており、箱根駅伝でも10区間すべての区間記録が更新されている。

 今では「厚底シューズは記録が出る」のが長距離界の常識でもあるが、神野は「説明するの難しいけど、厚さが接地のタイミングのズレに繋がる気がする。あとは反発も平地と違って体重移動も難しい。あくまでも僕の主観です」と登りには従来の薄底を推奨した。
 
 これには「2代目山の神」柏原竜二(元東洋大)も「あたいも、同じ気持ち」と賛成している。5区で驚異的な記録をつくった2人が揃って、「厚底シューズは登りでは不向き」と唱えると、市民ランナーをはじめ陸上ファンが「凄くわかる」「山の神2人が言うなら間違いない」などと反響が相次いだ。

 来年1月の箱根駅伝の5区では、再び薄底シューズを選択する選手が登場するだろうか。レースとともに、ランナーの足元にも注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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