現地12月8日から、フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルが、イタリア・トリノで開催されている。今大会の日本勢は男子シングルが宇野昌磨、三浦佳生、山本草太、佐藤駿の4人。女子シングルは坂本花織、三原舞依、渡辺倫果の3人。ペアは“りくりゅう”こと、三浦璃来&木原龍一が出場。過去最多の日本人選手が登場し、3種目でのファイナル制覇も決して夢ではない。
【画像】「トリノ楽しみです」坂本花織&三原舞依のお茶目な2ショットはコチラ!
3年ぶりのGPファイナルに、ロシアメディアも熱視線を送っている。露スポ―ツメディア『Sport24』のアレナ・ボルコバ記者は、GPファイナルを展望した記事を寄稿。「女子シングルのGPファイナル優勝候補の本命」に日本の三原を指名している。
記事では、「日本のマイ・ミハラは、女子シングル優勝候補の一人としてGPファイナルに臨んでいる。これまで日本代表の他の選手の影に隠れていた彼女だが、今シーズンは彼女のキャリアで最も成功したシーズンの一つになるかもしれない」と、ファイナル制覇に太鼓判を押している。
さらに三原が今シーズンGPシリーズで2連勝できた背景には、ロシアの“ある人物”が深く関わっていたと、記事のなかで紹介されている。
「マイ・ミハラは今シーズン、グランプリで2勝し、ファイナルへの出場権を獲得しました。今シーズンはエリザベータ・トゥクタミシェワが彼女に向け、『マイ・ミハラがGPファイナルに出場します。氷上で彼女は私の特別な友人なので、頑張ってほしいです』とエールを贈ったという」
なんと三原の門出にロシアの”女帝”こと、トゥクタミシェワが激励を贈っていた。それに対し三原はリーザ(トゥクタミシェワの愛称)へ、『エリザベータからの嬉しいお言葉、信じられないくらい嬉しいです。トゥクタミシェワ選手のファンなので、このように応援してもらえるのは、とても光栄です』と感謝を述べている。
ボルコバ記者は、三原の安定感あるスケーティングについても言及している。「ミハラのスケーティングは見逃せない。日本の多くのスケーターがそうであるように、彼女はとても良い才能を持っている。いつも繊細で見ているだけで楽しくなる」と褒め称えている。
加えて同記者は、「ミハラは病魔と闘いながら諦めずにスケートを続け、ここまで辿り着いた」と、病気を患い思うようなスケートができなかった過去を乗り越えて、GPファイナルという最高の舞台に駒を進めた三原に大きな期待を寄せている。
「ミハラはまだキャリアを終える予定ではない。もしかしたら今シーズンは彼女のキャリアにとって、ルネッサンス(再生・変化)になるかもしれない」
苦難を乗り越えたシンデレラに、勝利の女神は微笑むのだろうか。女子ショートは現地時間9日21時5分(日本時間10日午前5時5分)から開始予定で、三原は最終滑走者として登場。憧れのファイナルの舞台で、悲願の頂点を目指す。
構成●THE DIGEST編集部
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記事では、「日本のマイ・ミハラは、女子シングル優勝候補の一人としてGPファイナルに臨んでいる。これまで日本代表の他の選手の影に隠れていた彼女だが、今シーズンは彼女のキャリアで最も成功したシーズンの一つになるかもしれない」と、ファイナル制覇に太鼓判を押している。
さらに三原が今シーズンGPシリーズで2連勝できた背景には、ロシアの“ある人物”が深く関わっていたと、記事のなかで紹介されている。
「マイ・ミハラは今シーズン、グランプリで2勝し、ファイナルへの出場権を獲得しました。今シーズンはエリザベータ・トゥクタミシェワが彼女に向け、『マイ・ミハラがGPファイナルに出場します。氷上で彼女は私の特別な友人なので、頑張ってほしいです』とエールを贈ったという」
なんと三原の門出にロシアの”女帝”こと、トゥクタミシェワが激励を贈っていた。それに対し三原はリーザ(トゥクタミシェワの愛称)へ、『エリザベータからの嬉しいお言葉、信じられないくらい嬉しいです。トゥクタミシェワ選手のファンなので、このように応援してもらえるのは、とても光栄です』と感謝を述べている。
ボルコバ記者は、三原の安定感あるスケーティングについても言及している。「ミハラのスケーティングは見逃せない。日本の多くのスケーターがそうであるように、彼女はとても良い才能を持っている。いつも繊細で見ているだけで楽しくなる」と褒め称えている。
加えて同記者は、「ミハラは病魔と闘いながら諦めずにスケートを続け、ここまで辿り着いた」と、病気を患い思うようなスケートができなかった過去を乗り越えて、GPファイナルという最高の舞台に駒を進めた三原に大きな期待を寄せている。
「ミハラはまだキャリアを終える予定ではない。もしかしたら今シーズンは彼女のキャリアにとって、ルネッサンス(再生・変化)になるかもしれない」
苦難を乗り越えたシンデレラに、勝利の女神は微笑むのだろうか。女子ショートは現地時間9日21時5分(日本時間10日午前5時5分)から開始予定で、三原は最終滑走者として登場。憧れのファイナルの舞台で、悲願の頂点を目指す。
構成●THE DIGEST編集部
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