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「感動的な瞬間だ」初Vのりくりゅうの“キスクラ号泣シーン”に米メディアが反応!「感情がすべてを物語っている」【GPファイナル】

THE DIGEST編集部

2022.12.10

GPファイナルを制したペアの三浦璃来、木原龍一。キスアンドクライでは涙ながら抱き合った。(C)Getty Images

 現地時間12月9日、イタリア・トリノで開催されているフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは、ペアのフリースケーティング(FS)を実施。ショートプログラム(SP)首位の三浦璃来、木原龍一(木下グループ)組が136.50点、合計214.58点をマークし、同種目で日本勢初となる大会制覇を果たした。

 昨季の世界選手権で銀メダルを獲得し、今季はカナダ大会、NHK杯でGP2連勝を飾っている"りくりゅう"ペア。2位のアレクサ・クニエリム、ブランドン・フレイジャー(アメリカ)組と0.43点の僅差で迎えたこの日は、ジャンプで小さなミスが出たものの、美しいスピンやリフトなどで観客を魅了し、1.30点差で振り切ってみせた。

【画像】「感情がすべてを物語っている!」キスクラで喜ぶ"りくりゅう"の姿

 得点を待つキスアンドクライでは、結果に涙して抱き合う場面もあったふたり。米放送局『NBC』の五輪専門ツイッターは、このときの動画を公開するとともに、「感情がすべてを物語っている。日本のリク・ミハラ、リュウイチ・キハラが、GPファイナルで金メダルを獲得した! 」と興奮気味に結果を伝えている。
 
 また、米フィギュアスケート専門誌『IFS Magazine』は、同シーンの画像を掲載した上で、「言葉は必要ない」とツイート。「リク・ミウラ、リュウイチ・キハラ、ブルーノ・マルコット監督、そして我々の多くにとって感動的な瞬間となった!」と続けており、海外メディアからも称賛の声が多く寄せられていた。

 今月22日からは、大阪・東和薬品RACTABドームで開催される全日本選手権に出場予定の三浦、木原。加えて来年3月には、埼玉・さいたまスーパーアリーナで開幕の世界選手権を控えている。快挙達成が止まらない"りくりゅう"は、果たして次にどんな演技を見せてくれるのか。今後のパフォーマンスも楽しみでならない。

構成●THE DIGEST編集部

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