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フィギュア

「まさに魔法の瞬間だ」“りくりゅう”の快挙に反響止まず!海外メディアは「何光年も先を行っている」と大絶賛!

THE DIGEST編集部

2022.10.31

カナダ大会のフリー後に抱き合う三浦(右)と木原(左)。日本のペア史上初のGPシリーズ優勝を飾る見事な演技だった。(C) Getty Images

カナダ大会のフリー後に抱き合う三浦(右)と木原(左)。日本のペア史上初のGPシリーズ優勝を飾る見事な演技だった。(C) Getty Images

“りくりゅう”の快挙に海外から賛辞が止まない。

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦カナダ大会が現地時間10月28日から30日に行なわれ、世界選手権銀メダリストの三浦璃来&木原龍一がGPシリーズ初優勝。日本のペア史上初の快挙を達成した。

 日本フィギュアスケート界の歴史的偉業に、海外のスケート関係者も注目している。国際スケート連盟(ISU)の公式ツイッターには「リク・ミウラ&リュウイチ・キハラはオフシーズンの苦戦を経て力強くカムバック。苦しみながらも、彼らはスケートカナダで金メダルを獲得した」とスロウトリプルルッツを華麗に決める動画を添えて、二人を称賛した。

 また、国際オリンピック委員会(IOC)の公式ツイッター日本語版も“りくりゅう”の愛称に反応。「ペアではりくりゅうが優勝。三浦璃来選手と木原龍一選手が美しい演技を披露」と同じ動画を添えて快挙を称えた。

 29日のISUニュース記事中で木原は、GPシリーズ優勝について「今日の金メダルは日本ペアにとって大きな一歩。日本には私よりもはるかに才能のあるスケーターがたくさんいると思います。彼らが自分自身に挑戦することができれば、私たちが達成したことを(自分たちも)達成できることを彼らに示したと思います。多くの人が私たちの軌跡をたどると思います」と述べた。

 パートナーの三浦は「ショートプログラムとフリースケーティングでは、達成できなかった多くのレベルがあり、多くのポイントが課題に残っていました。それは次の大会に向けた大きなヒントになると思います」と次戦への課題を口にした。

 フィギュアスケートのペアを中心に取材する『A Divine Sport』には「リク・ミウラ&リュウイチ・キハラは、基本的に今大会の他のどのぺアよりも何光年も先を行っている」と三浦と木原の演技を大絶賛。フリージャーナリストで、北京オリンピックも取材したリン・ラザフォード記者も自身のツイッターに、三浦と木原の記者会見の写真を2枚投稿するなど、熱視線を送った。
 
 海外からも一躍注目の的とされた“りくりゅう”。二人のGPシリーズ初優勝について、コーチを務めるブルーノ・マルコット氏も31日にツイッターを更新。表彰式の写真を添えて、二人に最大級の賛辞を贈っている。

「リク・ミウラ、リュウイチ・キハラは昨夜歴史を作った!まさに魔法の瞬間だ」

 三浦&木原の次戦は11月18日からのGPシリーズ第5戦NHK杯(札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)を予定しており、同大会にはカナダ大会の男女シングルで優勝した宇野昌磨や渡辺倫果、アメリカ大会優勝の坂本花織。28日に、日本のアイスダンス史上初の海外大会優勝を果たした村元哉中&髙橋大輔など、超豪華メンバーも参戦予定。ここで上位に入れば、12月8日のGPファイナル(イタリア・トリノ)進出も見えてくる。

 世界を虜にする“りくりゅう”から今後も目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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