次代のスター候補生たちが躍動し、全日本女王は競争を大歓迎している。
フィギュアスケート全日本選手権の女子シングルは坂本花織が合計233.05点で大会2連覇を果たした。219.93点で三原舞依が2位に入り、中野園子コーチが指導する門下生2人がワンツーフィニッシュとなった。
終わってみれば、現在の女子シングルを引っ張る“2強”の盤石に見えたが、3位から10位までを見ると、大きな地殻変動が起きていた。それは、女子シングルの層の厚さを見せるとともに『新時代到来』を予感させる。
3位に入ったのは、14歳の島田麻央だった。今シーズンからジュニアを主戦にしている彼女はフリーでトリプルアクセルと4回転トゥループの大技にチャレンジ。両方降りれば日本女子史上初の快挙だったが、惜しくも2本転倒した。
それでも、彼女はその後の3回転ルッツ+3回転トゥループはしっかり決め、以降は全てリカバリーしている。ショートの貯金も生き、初出場の大舞台でいきなり表彰台に食い込んだ。
彼女のコーチを務めているのは、平昌五輪4位の宮原知子や紀平梨花を指導した濱田美栄氏。同氏は島田の才能を称賛するとともに、無限の可能性についても言及している。
「いい経験になったと思います。本人も(表彰台で)びっくりしていました。まだ14歳なので、(演技を)まとめる必要はまだないですし、たとえ失敗しても引きずらないことが大事と伝えています。能力が高い子ですし、スピンも上手な子ですから」
今季ジュニアグランプリ(GP)シリーズを2連勝し、12月のジュニアGPファイナルでも頂点に立った14歳は「楽しみたいという気持ちだったけど、今までで一番緊張した」と国内最高峰の雰囲気に飲み込まれそうになったが、「今日だけじゃなくて、(トリプルアクセルと4回転ジャンプは)2本決めようと思っていた。まさか表彰台に乗るとはびっくりしました」と振り返っている。
フィギュアスケート全日本選手権の女子シングルは坂本花織が合計233.05点で大会2連覇を果たした。219.93点で三原舞依が2位に入り、中野園子コーチが指導する門下生2人がワンツーフィニッシュとなった。
終わってみれば、現在の女子シングルを引っ張る“2強”の盤石に見えたが、3位から10位までを見ると、大きな地殻変動が起きていた。それは、女子シングルの層の厚さを見せるとともに『新時代到来』を予感させる。
3位に入ったのは、14歳の島田麻央だった。今シーズンからジュニアを主戦にしている彼女はフリーでトリプルアクセルと4回転トゥループの大技にチャレンジ。両方降りれば日本女子史上初の快挙だったが、惜しくも2本転倒した。
それでも、彼女はその後の3回転ルッツ+3回転トゥループはしっかり決め、以降は全てリカバリーしている。ショートの貯金も生き、初出場の大舞台でいきなり表彰台に食い込んだ。
彼女のコーチを務めているのは、平昌五輪4位の宮原知子や紀平梨花を指導した濱田美栄氏。同氏は島田の才能を称賛するとともに、無限の可能性についても言及している。
「いい経験になったと思います。本人も(表彰台で)びっくりしていました。まだ14歳なので、(演技を)まとめる必要はまだないですし、たとえ失敗しても引きずらないことが大事と伝えています。能力が高い子ですし、スピンも上手な子ですから」
今季ジュニアグランプリ(GP)シリーズを2連勝し、12月のジュニアGPファイナルでも頂点に立った14歳は「楽しみたいという気持ちだったけど、今までで一番緊張した」と国内最高峰の雰囲気に飲み込まれそうになったが、「今日だけじゃなくて、(トリプルアクセルと4回転ジャンプは)2本決めようと思っていた。まさか表彰台に乗るとはびっくりしました」と振り返っている。