マラソン・駅伝

「プラスアルファの緊張感」8年ぶり駅伝出場の大迫傑は3区!プレイング・ダイレクターとしてチーム強化に自信「勢いがある」

THE DIGEST編集部

2022.12.31

8年ぶりにニューイヤー駅伝に出場する大迫。東京五輪マラソン6位入賞の実力者は駅伝でも力を発揮できるだろうか。(C)Getty Images

 来年1月1日の全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)に出場する有力選手が12月30日、群馬県前橋市内で前々日会見が行なわれ、8年ぶりの出場となるGMOインターネットグループの大迫傑や大会連覇を狙うHondaの青木涼真など、有力選手らが意気込みを語った。

 GMOインターネットグループの3区を担う東京五輪マラソン6位入賞の大迫傑は8年ぶりの出場となる。「ワクワクした気持ち。しっかり走らないとチームに貢献できない。いつもとは違ったプラスアルファの緊張感がある」と久々の駅伝に意欲を語り、胸を躍らせた。
【動画】8年ぶりのニューイヤー駅伝は3区!大迫傑の決意をチェック

 2015年大会に大迫は日清食品グループのメンバーとして出場し、1区の区間賞を獲得している。

 8年ぶりの舞台となる大迫は「駅伝は7人で入るので、周りの結果に貢献できないので、そういう緊張感もある」とマラソンとは違う環境であることに触れ、「おそらく追い風だと思いますが、向かい風になった場合は坂東選手の陰に隠れたいと思います」と190センチの長身を誇る東京五輪5000m代表の坂東悠汰を警戒した。

 対する坂東は「憧れの選手と一緒に走れて嬉しいし、勝てる走りをしたい。後ろに付かれるのはいつものことなので、気にせずに走りたい」と答えた。
 
 10月からプレイング・ダイレクターとしてGMOインターネットグループに関わっている大迫は「チーム一丸でやってきたので、勢いのある雰囲気のあるいいチームに仕上がっている」と自信を示し、初優勝へ手応えを口にした。

 連覇が懸かるHondaの青木は5区の区間賞を目標に掲げ、「どんな位置からでも先頭を目指して走りたい」と語る。トヨダ自動車の西山雄介は4区を走り、「各チームのエースが集まる。自分自身も負けないように頑張りたい」と決戦に向け意気込みを示した。なお、安川電機はチームとして欠場が発表された。

 ニューイヤー駅伝は来年の元旦、午前9時15分にスタート。2023年最初の日本一が決まる。

構成●THE DIGEST編集部

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