2022年のスポーツ界で印象的な出来事を『THE DIGEST』のヒット記事で振り返る当企画。今回は、女子卓球を取り上げる。『2022 全農CUP』の女子シングルス日本代表の選手たちが若手有望株に敗れる波乱が続出した。この事態を卓球大国・中国は見逃さず、日本の伸び盛りな若手選手たちに注目。近い将来、中国の強大なライバルになると警鐘を鳴らしている。
記事初掲載:2022年11月14日
【PHOTO】石川佳純、伊藤美誠、早田ひな、平野美宇...女子卓球界が誇る史上最強の逸材たちを一挙にチェック!
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11月12日・13日に『2022 全農CUP TOP32 船橋大会』が行なわれ、女子シングルスは日本代表の選手たちが若手有望株に敗れるなど波乱の展開となった。東京五輪で女子団体を銀メダルに導いた石川佳純(全農)が2回戦敗退、さらに同メンバーであり混合ダブルスでは金メダル、個人でも銅メダルに輝いたエース伊藤美誠(スターツ)が6位に終わったのだ。
優勝は平野美宇(木下グループ)で、早田ひな(日本生命)が2位、3位芝田沙季(ミキハウス)、4位木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)、5位張本美和(木下アカデミー)といった顔ぶれだ。
卓球王国である中国でも日本で起きたまさかの事態に着目。ポータルサイト『搜狐』では「卓球で超番狂わせが起きた!ミマ・イトウが14歳のミワ・ハリモトに敗れ、カスミ・イシカワが涙を流す」と銘打った記事を掲載し、「日本のオリンピック予選で、ファンにとって予想だにしないサプライズが次々と起きた」と大々的に報じた。
「ビッグサプライズは、国内ナンバーワンであり五輪女王のミマ・イトウがトモカズ・ハリモトの妹、14歳のミワ・ハリモトに1-4で敗北したことだ」
伊藤は3回戦で平野に0-4のストレート負けを喫した。5・6位決定戦で、伊藤は張本に第1ゲームこそ先取するも、第2ゲーム以降は張本の強打に押された。また石川は、世界ランキング87位の森さくら(日本生命)に敗れ2回戦で姿を消している。
この結果を踏まえ、同サイトは「最近、日本卓球界では天地がひっくり返るほどの変化が起きている。一般的にイトウにはかなわないと言われていたが、意外な結末だった」と驚きをもって報じた。
張本に熱視線を注いだ同記事は、「かなり上達している」と称え、「ハヤタを怒らせそうになることに成功させ、イトウを倒したことでオリンピック・チャンピオンに挑戦する力をつけている」と綴り、警戒心を高めた。
「恐らく近い将来、オリンピックや世界選手権などでプレーすることになる。ハリモト兄妹は中国との決勝戦で本当に意義のある試合をするだろう。危険だ」
日本国内で起きた思いもよらない展開ながら、ライバル中国が早くも警鐘を鳴らす。国際大会で日本の若手有望株がタイトルを獲得する日が今から楽しみだ。
構成●THE DIGEST編集部
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11月12日・13日に『2022 全農CUP TOP32 船橋大会』が行なわれ、女子シングルスは日本代表の選手たちが若手有望株に敗れるなど波乱の展開となった。東京五輪で女子団体を銀メダルに導いた石川佳純(全農)が2回戦敗退、さらに同メンバーであり混合ダブルスでは金メダル、個人でも銅メダルに輝いたエース伊藤美誠(スターツ)が6位に終わったのだ。
優勝は平野美宇(木下グループ)で、早田ひな(日本生命)が2位、3位芝田沙季(ミキハウス)、4位木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)、5位張本美和(木下アカデミー)といった顔ぶれだ。
卓球王国である中国でも日本で起きたまさかの事態に着目。ポータルサイト『搜狐』では「卓球で超番狂わせが起きた!ミマ・イトウが14歳のミワ・ハリモトに敗れ、カスミ・イシカワが涙を流す」と銘打った記事を掲載し、「日本のオリンピック予選で、ファンにとって予想だにしないサプライズが次々と起きた」と大々的に報じた。
「ビッグサプライズは、国内ナンバーワンであり五輪女王のミマ・イトウがトモカズ・ハリモトの妹、14歳のミワ・ハリモトに1-4で敗北したことだ」
伊藤は3回戦で平野に0-4のストレート負けを喫した。5・6位決定戦で、伊藤は張本に第1ゲームこそ先取するも、第2ゲーム以降は張本の強打に押された。また石川は、世界ランキング87位の森さくら(日本生命)に敗れ2回戦で姿を消している。
この結果を踏まえ、同サイトは「最近、日本卓球界では天地がひっくり返るほどの変化が起きている。一般的にイトウにはかなわないと言われていたが、意外な結末だった」と驚きをもって報じた。
張本に熱視線を注いだ同記事は、「かなり上達している」と称え、「ハヤタを怒らせそうになることに成功させ、イトウを倒したことでオリンピック・チャンピオンに挑戦する力をつけている」と綴り、警戒心を高めた。
「恐らく近い将来、オリンピックや世界選手権などでプレーすることになる。ハリモト兄妹は中国との決勝戦で本当に意義のある試合をするだろう。危険だ」
日本国内で起きた思いもよらない展開ながら、ライバル中国が早くも警鐘を鳴らす。国際大会で日本の若手有望株がタイトルを獲得する日が今から楽しみだ。
構成●THE DIGEST編集部
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