専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
モータースポーツ

角田裕毅、2024年以降のF1契約延長は? 専門サイトは悲観的な一方、ガスリーは今季のアルファタウリ躍進に太鼓判!

THE DIGEST編集部

2023.01.10

今年でアルファタウリでの3年目を迎える角田。結果が求められる一年となる。(C) Getty Images

今年でアルファタウリでの3年目を迎える角田。結果が求められる一年となる。(C) Getty Images

 今季、F1を戦う20人のドライバーの中で、2023年で所属チームとの契約満了を迎えるドライバーは7人いる。そんな彼らにとってはチーム残留、あるいはF1での生き残りを懸けた戦いも強いられることとなる。

【動画】2022年シーズン最終戦を飾ったのはフェルスタッペン! 2位争いも最後まで白熱
 その7人とは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ジョウ・グァンユ(アルファロメオ)、ケビン・マグヌッセン、ニコ・ヒュルケンベルク(ともにハース)、角田裕毅、ニック・デ・フリース(ともにアルファタウリ)、ローガン・サージェント(ウィリアムズ)で、英国のF1専門サイト『planetf1』は、彼らが来季以降、チームに残ることができるか否かを予想している。

「残留」が予想されているのは、ハミルトン、ハース勢、そしてデ・フリースの4人。ハミルトンについては、昨年中に新たな複数年契約が計画されていると報じられており、また彼がチームから厚い信頼を得ていることで、F1ドライバーとして40代を迎えることになるのは確実だと思われる。

 ただ、昨季後半に見られた凡ミスがより増加し、なおかつ若きチームメイトのジョージ・ラッセルがチームリーダーの座を主張し始めた場合、逆に彼が昨季の屈辱を晴らして新たなタイトルを獲得した場合には、これ以上の契約延長を彼が望まないこともあり得ると、同メディアは綴っている。

 続いて今季よりコンビを組むハースの2人だが、まず昨季F1に復帰してブラジルでのポールポジションなど多くの驚きを提供したマグヌッセンに対しては、チーム代表のギュンター・シュタイナーが絶大な信頼を寄せ、去就はマグヌッセンの意向次第だというほど。一方、3年間フルタイムのシートから離れていたヒュルケンベルクについても、チーム代表はその経験に惚れ込んでおり、この復帰が復帰したとしても35歳という年齢は他チームからの引き抜きを避けられるということで、こちらも“安泰”だという。

 角田のチームメイトとして、28歳でイタリア・ファエンツァのチームからF1デビューを飾るデ・フリースは、すでにF2やフォーミュラEでタイトルを獲得するなど、単なるルーキーという見られ方はしておらず、同メディアは「信頼できる一貫したパフォーマーとして台頭する可能性が高い」と予想。アルファタウリで2年は熟成の期間を与えられ、「レッドブルが昇格の可能性を評価する」ことになるとのことだ。
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号