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マラソン・駅伝

日本歴代2位の新谷仁美が9月に“日本記録”へ再挑戦!優勝後の行動には反省「お見苦しい姿を見せてしまってすみません」

THE DIGEST編集部

2023.01.16

日本歴代2位の好記録を叩き出した新谷だが、ゴール後には悔しさを滲ませた。(C)Getty Images

日本歴代2位の好記録を叩き出した新谷だが、ゴール後には悔しさを滲ませた。(C)Getty Images

 現地1月15日、米国テキサス州で行なわれたヒューストン・マラソンで、新谷仁美(積水化学)は2時間19分24秒をマークし、優勝を飾った。日本歴代2位の好記録も、10000mとハーフで日本記録を持つ彼女にとっては、納得のいかないレースだった。

 昨夏の世界陸上ではマラソン代表も、新型コロナウィルスに感染しやむを得ず辞退。そこから練習を積み重ね臨んだ今大会は、新田良太郎コーチと共に日本記録を目指した。中間点を1時間9分9秒で通過するなど日本記録ペースで推移。だが30キロ以降は次第にペースが落ちた。それでも最後まで粘り切り、国際タイトルを獲得。だがゴール後には目標をクリアできず悔しさを滲ませる姿があった。

 日本人女子として18年ぶりに2時間20分の壁を破ったが12秒で日本記録を逃した新谷は、レース後「遅い時間にも関わらず沢山の応援ありがとうございました」と自身のTwitterでコメント。そして「結果は目標にしていた日本記録更新にはなりませんでした。ゴール後悔しくてお見苦しい姿を見せてしまってすみません」と謝罪し、こうリベンジを誓った。

「望むような結果ではなかったのですが、9月のベルリンマラソンで再度挑戦しようと思います。本当にありがとうございました」
 
 また今後のスケジュールを以下のように公表した。

「春夏シーズン:トラック種目5000m
9月:ベルリンマラソン
10月:MDC
11月:東日本女子駅伝、クイーンズ駅伝
よろしくお願いします」

 9月に再びマラソンで日本記録を目指す新谷だが、パリ五輪の代表を決めるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)は予定していない。パリは再びトラックで戦うのか――。彼女のハイパフォーマンスとともに、今後の動向に注目は集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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