現地時間１月18日、国際スケート連盟（ISU）は、フィギュアスケートの来季グランプリ（GP）シリーズをロシアでは実施しないことを発表した。ウクライナ侵攻に伴い今季もロシア大会は除外されていた。

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　２季連続で非開催の決定を下されたことにトリノ五輪で金メダリストとなったエフゲニー・プルシェンコ氏は苦言を呈したと露メディア『Championat』が伝える。「ロシア選手抜きでの国際大会は、競技ではなく練習試合のようだ。ロシア選手が最も強力な相手であることは、周知のとおりだ。大会で勝つことより、強い相手と一緒に滑ったほうがいいに決まっている」と怒りを口にした。
  　そして「政治に巻き込んで、ロシアのアスリートを拘束するのは愚かだ」と訴えた一方、プルシェンコはロシア政府を支持した。

「『スポーツは政治を超越している』と口にする人も多いが、我々は政治が第一だと理解している」

　本来ロシア杯をGPシリーズの一つとして行なうことを予定していた11月17～19日の第５戦は、改めて開催地を募集する。同時にオルレアン（フランス）で予定したGPファイナルも運営が不可能となり、代替開催地を探している。

構成●THE DIGEST編集部

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