現地時間1月22日、バレーボールのイタリアリーグ・セリエAで2022-23シーズン後半第5節が行なわれ、男子日本代表の石川祐希が所属するパワーバレー・ミラノがウィズユー・ヴェローナとアウェーで対戦。セットカウント0-3(23‐25、25-27、21-25)で敗れた。この試合で石川はイタリア通算2000得点を記録した。
【関連記事】伊バレー界の有識者たちも感服!! ミラノ石川祐希が週間MVPに選出!「ナガトモがインテルでプレーした時以来」という現象にも注目 前節を終えて6位のミラノは、年末のコッパ・イタリアで準決勝進出を決めた後、年明けからのレギュラーシーズンで2連勝中。プレーオフ出場に向けてさらに勝点を重ねたいところだ。この日の相手は、ミドル4人のうち3選手とアタッカー6人のうち5選手が200 cmを超える大型チームのヴェローナ。前半戦を4位で終えたが、現在は4連敗中で後半戦はまだ白星がなく9位へ下降している。それでも、エース本数リーグトップのノウモリー・ケイタ(マリ)と得点ランク3位の220 cm、マキシム・サポズコフ(ロシア)を擁する手強い相手だ。シーズン前半に完敗を喫した相手との再戦へ、ミラノは前節のモデナ戦でMVP(マン・オブ・ザ・マッチ)を獲得した石川を先発で起用した。
第1セット序盤、ミラノはケイタのシーズン33本目となるエースを含むサーブにレセプションを崩され、5連続失点に見舞われる。被ブロックも続き反撃の芽を摘まれるが、中盤に石川のサーブで2連続ブレークに成功。背番号14は、イタリア通算2000得点目となるブロックアウトを決めて1点差に詰め寄る。終盤に同点としたミラノだったが、相手が握ったセットポイントで再びレセプションが乱れて失点し、このセットを落とした。
第2セット、エース2本などで優位に立ったミラノは、石川がレフトからのクロスとブロックアウトに続き、プッシュでブロックを攻略して連続得点。バリエーション豊かな攻撃で相手の追い上げを阻止する。さらに、絶妙なディグを自らのバックアタックで得点に変えると、ジャン・パトリー(フランス)のエースが飛び出しリードは4点に。ところが、後半はサーブミスに加え、安定を欠いたレセプションが攻撃のミスにつながり、難しいボールを打ち切った石川のアタックにもブロックが立ちはだかる。接戦に持ち込まれた終盤は、先に奪われたセットポイントを石川のバックアタックで回避するなどして粘るが、相手の強打に屈して逆転で2セット目を奪われた。
連敗脱出に向けて勢いづくヴェローナを前に、ミラノはリズムを取り戻せず第3セットでは足が止まる。粘り強い守備が影を潜めたまま、前半戦のリベンジを果たせずに試合を終えることとなった。
レセプション成功率(Aパス)でリーグ最下位のヴェローナをサーブで攻め込めていれば、違う結果になっていたかもしれない。
【関連記事】伊バレー界の有識者たちも感服!! ミラノ石川祐希が週間MVPに選出!「ナガトモがインテルでプレーした時以来」という現象にも注目 前節を終えて6位のミラノは、年末のコッパ・イタリアで準決勝進出を決めた後、年明けからのレギュラーシーズンで2連勝中。プレーオフ出場に向けてさらに勝点を重ねたいところだ。この日の相手は、ミドル4人のうち3選手とアタッカー6人のうち5選手が200 cmを超える大型チームのヴェローナ。前半戦を4位で終えたが、現在は4連敗中で後半戦はまだ白星がなく9位へ下降している。それでも、エース本数リーグトップのノウモリー・ケイタ(マリ)と得点ランク3位の220 cm、マキシム・サポズコフ(ロシア)を擁する手強い相手だ。シーズン前半に完敗を喫した相手との再戦へ、ミラノは前節のモデナ戦でMVP(マン・オブ・ザ・マッチ)を獲得した石川を先発で起用した。
第1セット序盤、ミラノはケイタのシーズン33本目となるエースを含むサーブにレセプションを崩され、5連続失点に見舞われる。被ブロックも続き反撃の芽を摘まれるが、中盤に石川のサーブで2連続ブレークに成功。背番号14は、イタリア通算2000得点目となるブロックアウトを決めて1点差に詰め寄る。終盤に同点としたミラノだったが、相手が握ったセットポイントで再びレセプションが乱れて失点し、このセットを落とした。
第2セット、エース2本などで優位に立ったミラノは、石川がレフトからのクロスとブロックアウトに続き、プッシュでブロックを攻略して連続得点。バリエーション豊かな攻撃で相手の追い上げを阻止する。さらに、絶妙なディグを自らのバックアタックで得点に変えると、ジャン・パトリー(フランス)のエースが飛び出しリードは4点に。ところが、後半はサーブミスに加え、安定を欠いたレセプションが攻撃のミスにつながり、難しいボールを打ち切った石川のアタックにもブロックが立ちはだかる。接戦に持ち込まれた終盤は、先に奪われたセットポイントを石川のバックアタックで回避するなどして粘るが、相手の強打に屈して逆転で2セット目を奪われた。
連敗脱出に向けて勢いづくヴェローナを前に、ミラノはリズムを取り戻せず第3セットでは足が止まる。粘り強い守備が影を潜めたまま、前半戦のリベンジを果たせずに試合を終えることとなった。
レセプション成功率(Aパス)でリーグ最下位のヴェローナをサーブで攻め込めていれば、違う結果になっていたかもしれない。