バレーボール男子日本代表の石川祐希が、主戦場とするイタリアリーグ・セリエAで並みいる世界トッププレーヤーたちを凌駕。MVP(マン・オブ・ザ・マッチ)に輝いた圧巻のパフォーマンスで現地の有識者たちを感嘆させ、ベスト・オブ・ザ・ウィークに選出された。
【動画】石川祐希が20得点を挙げる圧巻のパフォーマンス! 2位モデナを撃破
活躍がずば抜けていた選手、秀逸な采配を振るった指揮官、あるいは、総力が際立ったチーム。有識者3名が集まり対談形式で、その中から毎節ごとに1人もしくは1チームのみを選出する番組を、イタリアバレーボールリーグが配信している。出演者は、90年代にバレーボール界を席巻したイタリア代表黄金期の主砲で現在は同リーグの広報を担うアンドレア・ゾルジ氏、同国内のクラブやドイツとフィンランド代表のアシスタントコーチを務めたアンドレア・ブロジョーニ氏、そして、バレーボール関連はもちろん、モータースポーツF1(フォーミュラ1)のフェラーリ創設者、スタードライバーのアイルトン・セナやミハエル・シューマッハらの実像を描いた著書などで知られるジャーナリスト、レオナルド・トゥッリーニ氏の3名が本音をぶつけ合いながら、それぞれが選んだベストワンを発表していく番組だ。
全勝で首位のペルージャを除き上位4チーム(2位モデナ、3位チヴィタノーヴァ、4位トレンティーノ、5位ピアチェンツァ)がすべて敗れる波乱が起きた直近の第4節。トゥッリーニ氏が長年にわたり応援する2位モデナも例外ではなく、石川が3シーズン目を送る7位(現6位)パワーバレーミラノに1-3で敗れた。目を見張るプレーを連発し、自身がひいきにするチームの脅威となったのは、まさしく石川だった。
時に辛辣なコメントが飛び出すなど普段から厳しい評価の多い同氏。ところがこの日は、「“イシカワ”はセリエAに日本を認知させてきたが、それだけに留まらず、この上なく優れた選手」と感服して、即座に石川をノミネートした。
サッカーのセリエA、インテルの創設100周年を記念してクラブの足跡を追った書籍を執筆するなど、インテリスタでもある同国スポーツジャーナリズム界の重鎮は、大勢のファンが日本やアジアから遠路はるばるイタリアへ駆けつけ、会場を埋めていることにも言及。石川の絶え間ない進化が巻き起こす驚きの現象について、「ミラノでこんなことが起きたのは、ナガトモがインテルでプレーしていた時以来だよ」と、サッカーカタールW杯で日本代表の主力としてベスト16に貢献した長友佑都(FC東京)を引き合いに出して持論を展開。「街で見かけるアジアからの観光客に声を掛けたら、全員がイシカワを応援するために来たと答えるさ」と付け加え、実力さながらの人気にも脱帽した。
【動画】石川祐希が20得点を挙げる圧巻のパフォーマンス! 2位モデナを撃破
活躍がずば抜けていた選手、秀逸な采配を振るった指揮官、あるいは、総力が際立ったチーム。有識者3名が集まり対談形式で、その中から毎節ごとに1人もしくは1チームのみを選出する番組を、イタリアバレーボールリーグが配信している。出演者は、90年代にバレーボール界を席巻したイタリア代表黄金期の主砲で現在は同リーグの広報を担うアンドレア・ゾルジ氏、同国内のクラブやドイツとフィンランド代表のアシスタントコーチを務めたアンドレア・ブロジョーニ氏、そして、バレーボール関連はもちろん、モータースポーツF1(フォーミュラ1)のフェラーリ創設者、スタードライバーのアイルトン・セナやミハエル・シューマッハらの実像を描いた著書などで知られるジャーナリスト、レオナルド・トゥッリーニ氏の3名が本音をぶつけ合いながら、それぞれが選んだベストワンを発表していく番組だ。
全勝で首位のペルージャを除き上位4チーム(2位モデナ、3位チヴィタノーヴァ、4位トレンティーノ、5位ピアチェンツァ)がすべて敗れる波乱が起きた直近の第4節。トゥッリーニ氏が長年にわたり応援する2位モデナも例外ではなく、石川が3シーズン目を送る7位(現6位)パワーバレーミラノに1-3で敗れた。目を見張るプレーを連発し、自身がひいきにするチームの脅威となったのは、まさしく石川だった。
時に辛辣なコメントが飛び出すなど普段から厳しい評価の多い同氏。ところがこの日は、「“イシカワ”はセリエAに日本を認知させてきたが、それだけに留まらず、この上なく優れた選手」と感服して、即座に石川をノミネートした。
サッカーのセリエA、インテルの創設100周年を記念してクラブの足跡を追った書籍を執筆するなど、インテリスタでもある同国スポーツジャーナリズム界の重鎮は、大勢のファンが日本やアジアから遠路はるばるイタリアへ駆けつけ、会場を埋めていることにも言及。石川の絶え間ない進化が巻き起こす驚きの現象について、「ミラノでこんなことが起きたのは、ナガトモがインテルでプレーしていた時以来だよ」と、サッカーカタールW杯で日本代表の主力としてベスト16に貢献した長友佑都(FC東京)を引き合いに出して持論を展開。「街で見かけるアジアからの観光客に声を掛けたら、全員がイシカワを応援するために来たと答えるさ」と付け加え、実力さながらの人気にも脱帽した。