日本の"りくりゅう"が好発進を決めた。
フィギュアスケートの四大陸選手権ペアショートが現地2月10日に行なわれ、"りくりゅう"こと三浦璃来&木原龍一が71.19点で首位に立った。
最終滑走で登場した二人は、冒頭の3回転ツイストに成功するも、2本目の3回転トゥループは三浦が転倒してしまう。しかし、後半のスロー3回転ルッツは見事に着氷。ミスは出たものの、グランプリ(GP)ファイナル金メダリストとして堂々たる演技を見せた。得点が表示されると、二人に笑顔はなかったが、明日のフリーに向け、すでに気持ちを切り替えているようだった。
今大会の優勝候補と目される"りくりゅう"には、海外メディアも注目を注いでいる。豪メディア『SBS Sports』は「ショート曲『You'll Never Walk Alone』をバックに、リク・ミウラ&リュウイチ・キハラがショートプログラムで観客を沸かせ、1位を獲得した」と速報的に報道。
同メディアは続けて「GPファイナル王者で世界選手権銀メダリストである日本のミウラとキハラが、日本人ペアスケーターとして初めて国際スケート連盟(ISU)公認のタイトルを獲得し、再び歴史を作れるのか注目だ」と"りくりゅう"が、この種目で日本勢初となる四大陸制覇に関心を寄せた。
また、フィギュアスケート専門メディア『Inside Skating』はツイッターに「リク・ミウラとリュウイチ・キハラのスケートはいつ見ても最高だ! 感動的な体験をさせてくれる。彼らはとても競技をしたがっていて、その熱意、焦りがほとんど伝わってくる(それゆえに、失敗が発生してしまった)しかし、彼らはなんてスリリングなんだろう」と2本目のジャンプミスを肯定的にとらえ、"りくりゅう"のチャレンジを称えている。
さらにカナダの日刊紙『The Globe and Mail』の元記者で、現在はオリンピック競技やフィギュアスケートなどを取材するスポーツジャーナリストのベヴァリー・スミス氏は「日本のペア王者、ミウラとキハラを見るのはいつも楽しみです。カナダ王者ペアに、唯一3ポイント差をつけている」と"りくりゅう"が今大会の優勝候補の位置につけていると指摘している。
昨年12月のGPファイナル制覇に続き、ISU公認大会で再び日本ペアが頂点に立つのか。日本フィギュア界の歴史を塗り替え続ける"りくりゅう"の滑りに、注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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フィギュアスケートの四大陸選手権ペアショートが現地2月10日に行なわれ、"りくりゅう"こと三浦璃来&木原龍一が71.19点で首位に立った。
最終滑走で登場した二人は、冒頭の3回転ツイストに成功するも、2本目の3回転トゥループは三浦が転倒してしまう。しかし、後半のスロー3回転ルッツは見事に着氷。ミスは出たものの、グランプリ(GP)ファイナル金メダリストとして堂々たる演技を見せた。得点が表示されると、二人に笑顔はなかったが、明日のフリーに向け、すでに気持ちを切り替えているようだった。
今大会の優勝候補と目される"りくりゅう"には、海外メディアも注目を注いでいる。豪メディア『SBS Sports』は「ショート曲『You'll Never Walk Alone』をバックに、リク・ミウラ&リュウイチ・キハラがショートプログラムで観客を沸かせ、1位を獲得した」と速報的に報道。
同メディアは続けて「GPファイナル王者で世界選手権銀メダリストである日本のミウラとキハラが、日本人ペアスケーターとして初めて国際スケート連盟(ISU)公認のタイトルを獲得し、再び歴史を作れるのか注目だ」と"りくりゅう"が、この種目で日本勢初となる四大陸制覇に関心を寄せた。
また、フィギュアスケート専門メディア『Inside Skating』はツイッターに「リク・ミウラとリュウイチ・キハラのスケートはいつ見ても最高だ! 感動的な体験をさせてくれる。彼らはとても競技をしたがっていて、その熱意、焦りがほとんど伝わってくる(それゆえに、失敗が発生してしまった)しかし、彼らはなんてスリリングなんだろう」と2本目のジャンプミスを肯定的にとらえ、"りくりゅう"のチャレンジを称えている。
さらにカナダの日刊紙『The Globe and Mail』の元記者で、現在はオリンピック競技やフィギュアスケートなどを取材するスポーツジャーナリストのベヴァリー・スミス氏は「日本のペア王者、ミウラとキハラを見るのはいつも楽しみです。カナダ王者ペアに、唯一3ポイント差をつけている」と"りくりゅう"が今大会の優勝候補の位置につけていると指摘している。
昨年12月のGPファイナル制覇に続き、ISU公認大会で再び日本ペアが頂点に立つのか。日本フィギュア界の歴史を塗り替え続ける"りくりゅう"の滑りに、注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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