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フィギュア

転倒続出のアイスダンスに元選手も「いつもと違うミスも目立った」と驚き!村元哉中、高橋大輔組が7位と出遅れた要因は?

THE DIGEST編集部

2023.02.11

四大陸選手権で7位と出遅れた“かなだい”。だがライバルらも同様に転倒した。(C)Getty Images

四大陸選手権で7位と出遅れた“かなだい”。だがライバルらも同様に転倒した。(C)Getty Images

 米コロラド州にあるブロードモア・ワールド・アリーナにてフィギュアスケートの四大陸選手権が開催されている。現地時間2月10日の大会2日目には、アイスダンスのリズムダンス(RD)が行なわれ、村元哉中、高橋大輔組(関大KFSC)組が序盤から息の合った演技で観客を盛り上げたが、終盤には村元がステップで転倒。珍しいミスで64.59点、7位と出遅れた。ただ転倒は彼らだけでなく、次々と起こり、驚きの結果となっている。

 このまさかの事態にカナダ紙『The Globe and Mail』の元記者のビバリー・スミス氏は、「これほど多くのダンスチームが1つの大会で転倒するのを見たことがない」と指摘した。

「マリー ジャード・ローリオ(カナダ)は最初のツイズルで完全に動きが止まりマイナス評価となった。ホリー・ハリスは(オーストリア)ツイズルで転倒。カナ・ムラモトはステップで転倒した。四大陸のアイスダンスは容易ではない」

 そして「特にリズムダンスでは氷が滑りやすい。誰が予想できただろうか」と問いかけた同氏は、「マイケル・パーソンズ(米国)が最後のステップ要素で転んだことが響き、昨年の四大陸選手権を制したキャロライン・グリーン/パーソンズ組は5位と出遅れた」と驚きをもって報じた。
 
 またトリノ五輪銀メダリストであり、現在は米放送局『NBC』などでコメンテーターを務めるベンジャミン・アゴスト氏は、「なんと荒れたRDだったか。目を見張るようなパフォーマンスもあったけど、いつもと違うミスも目立った」と評し、こう続けた。

「標高の高さが影響していると思う。選手は全力を尽くしているけど、時々足が動かなくなるようだ」

 普段と違った環境下で行なわれている今大会。“かなだい”のフリーでの巻き返しに期待だ。

構成●THE DIGEST編集部

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