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「なんたる屈辱だ!」ロシア選手団のパリ五輪出場へ、ポーランドが提案した“難民チーム参加案”に露大臣が猛反発!「恥をかけばいい」

THE DIGEST編集部

2023.02.12

ロシア・スポーツ界の重鎮であるマティシン大臣。各国の動きに警戒心を募らせている。(C)Getty Images

ロシア・スポーツ界の重鎮であるマティシン大臣。各国の動きに警戒心を募らせている。(C)Getty Images

 ロシア軍のウクライナ侵攻開始からおよそ1年。ここに来て、ロシア・ベラルーシ選手団の五輪出場を巡る議論が活発化している。

 先月、IOC(国際オリンピック委員会)は2024年のパリ五輪に関して、現在出場資格が与えられていないロシアとベラルーシ選手が「中立の立場」を示せば、条件付きで参加を認める検討案を明らかにした。

 これに対してウクライナを筆頭に北欧や東欧の数か国が猛然と反発し、五輪ボイコットも辞さないとの意思を表明。IOCのトーマス・バッハ会長が呼応し、「(ボイコットは)オリンピックの基本理念と原則に反する行為だ」と遺憾の意を示す事態に発展した。

 そして現地2月10日には、アメリカやイギリス、ドイツなど35か国のスポーツ担当閣僚が緊急のオンライン会議を開催。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領も出席した会議では、パリ五輪にロシア・ベラルーシの選手団を参加させないよう要請することが採決された。

 そのなかで、独自の具体案を提示したのが、ポーランドのスポーツ観光大臣であるカミル・ボルトニチュクだ。「早急にボイコットなどを口にするべきではない」と私見を述べたうえで、同大臣は「あくまでロシアとベラルーシの政府に対して反対の意見を持つアスリートについては、難民代表団としてなら、オリンピックに参加していいだろう。これが最良にして唯一の手段だと考える」と続けた。

 つまりは「中立の立場」ではなく、「反体制の立場」を明確にするならば、難民チームとしてエントリーさせてもいいという妥協案で、IOCとも歩み寄れるはずだと力説した。
 
 だがこれを聞いて不快感を露にしたのが、ロシアのスポーツ大臣を務めるオレグ・マティシン氏だ。『TASS』通信の取材に対して、「文化レベルの違いだろう。まったく受け入れられない」と断じ、次のようにまくし立てた。

「なんたる屈辱的な発言か! 彼(ボルトニチュク大臣)はスポーツ界の団結を分断させ、原則を破壊し、アスリートを辱めたいだけなのだ。しかし、結果的にはそれが自分自身を辱めることになる。恥をかけばいいさ。ロシアのアスリートは誰も耳など貸さない」

 混迷の度合いが深まるなか、IOCおよびバッハ会長の次なる声明に注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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