現地２月12日、米プロアメリカンフットボールNFLの王座決定戦、第57回スーパーボウルがステートファーム・スタジアム（アリゾナ州グレンデール）で行なわれた。アメリカン・カンファレンス（AFC）のカンザスシティ・チーフスが最終盤のフィールドゴールで38-35と競り勝ち、３年ぶり３度目の優勝を手にした。一方、惜しくも２度目の頂点を逃したナショナル・カンファレンス（NFC）のフィラデルフィア・イーグルスだが、悔しすぎる敗戦に、度を過ぎたファンの行動がSNSなどで話題となっている。
【動画】英紙も衝撃！痛恨の敗戦でテレビを破壊するイーグルス・ファンはこちら

　前半は主導権を握っていたイーグルス。第２クォーターを終えて24-14とリードしていたにもかかわらず、後半はチーフスの猛反撃に遭い、逆転を許してしまうという展開に怒りを覚えたイーグルスのファンがいたようだ。地元の様々なメディアのホストを務めるJoey M.氏が自身のツイッターで衝撃の動画を公開している。

　終盤は一進一退の展開となり、35-35の同点で迎えたクライマックスのシーン。残り11秒で、チーフスのキッカー、ハリソン・バッカーに27ヤードのフィールドゴールを決められた瞬間、家で観戦していたイーグルスのファンはテレビの液晶を粉々にし、壁から取り外して踏みつけたのだ。

　この映像はたちまちSNSなどで拡散され話題に。英紙『Daily Mail』もこの様子には、驚きの声を上げており、「集まった他の人々は、『それはただのゲームだ！』と言って、彼を落ち着かせようとしたが、逆効果でさらに怒らせてしまった」と伝えている。
  　イーグルスと言えば熱狂的なサポーターが多いことで有名である。５シーズンぶりの優勝を逃して悔しい気持ちも理解できるが、今回は度が過ぎたようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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