各階級に猛者たちがひしめくボクシング界。そのなかで先月、両陣営の対戦合意が報じられ、世界中から熱い視線を集めているのが、前世界バンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)、WBC&WBO世界スーパーバンタム級統一王者のスティーブン・フルトン(米国)によるマッチアップだ。
【動画】強烈な打撃音に米メディア衝撃!井上尚弥のKOシーンをチェック
去る1月13日にバンタム級で獲得したベルトをすべて返上し、正式にスーパーバンタム級への転向を表明した井上。その直後、米スポーツ専門局『ESPN』などをはじめとする複数メディアは、フルトンと井上の両陣営が「対戦合意に至った」と一斉に報じ、5月の日本開催を目指しているとまで伝えられた。
こうしたなかで今回は、元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)が、両雄について言及。現地2月12日、米専門メディア『FightHype.com』のYouTubeチャンネルに登場すると、井上戦が急浮上したフルトンに対し、「高くガードを構え、ジャブを使いながら動くこと。イノウエは速いし、パンチも強烈だからね」と忠告している。
また、過去2度敗れている井上戦の内容に触れると、判定決着となった2019年11月の初戦について、「(井上はドネアを)早いラウンドで勝負しようとし、パンチを食らっていた」と回顧。ただ、2回TKOに終わった昨年6月の再戦では、「頭を使ってカウンターをし始めた」といい、「彼(井上)はスマートな男だ」とあらためて称賛した。
さらに、「前後に動くタイプだ」と井上の分析を続けると、「フルトンは、良いディフェンス、ジャブ、距離を作っていく必要がある。それができれば、イノウエにとって厳しい夜になるだろう」とコメント。「ボディショットでない限り、彼を止めることはできないだろう。彼はタフだからね」とも話しており、二人の対戦を楽しみにしているようだ。
早くもボクシング界でムードが高まっている井上、フルトンのビッグマッチ。果たして今後は、どのような展開が見られるだろうか。両雄の一挙手一投足から目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
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また、過去2度敗れている井上戦の内容に触れると、判定決着となった2019年11月の初戦について、「(井上はドネアを)早いラウンドで勝負しようとし、パンチを食らっていた」と回顧。ただ、2回TKOに終わった昨年6月の再戦では、「頭を使ってカウンターをし始めた」といい、「彼(井上)はスマートな男だ」とあらためて称賛した。
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