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「メダル候補だったのに」小林陵侑の“スーツ規定違反”による失格に欧州メディアも同情「彼は失望しているだろう」【世界選手権】

THE DIGEST編集部

2023.02.26

予選は5位で本選に臨んだ小林。調子の良さをアピールしていただけに欧州メディアからも同情の声が上がっている。(C) Getty Images

 現地時間2月25日、ノルディックスキーの世界選手権・ジャンプ男子個人ノーマルヒル(ヒルサイズ=102メートル)が行なわれた。小林陵侑(土屋ホーム)は、2回目のジャンプでスーツの規定違反で失格となり、30位に終わった。

 1回目は追い風のなか97メートルを飛び、15位につけた小林。2回目にはヒルサイズに迫る101.5メートルの大ジャンプを披露するも、その後スーツ規定違反とみなされ、失格となった。

 そんななか、ポーランドメディアの『Interia Sport』は、「リョウユウ・コバヤシが失格!スターを襲った悲劇」と銘打った記事を掲載。「コバヤシは、2回目に素晴らしい大ジャンプを見せたが、そこには失望が待っていた」として、哀れみの声を上げた。

「コバヤシは、1月に札幌で開催されたW杯で、3日連続で表彰台に上がるという快挙を成し遂げた。そして、先日開催されたW杯レークプラシッド大会(米国)でも、個人第24戦で2位、個人第26戦で5位と健闘。間違いなくメダル候補の一人だったのに…彼は失望しているだろう」
 
 なお、ピョートル・ジワ(ポーランド)が2大会連続の金メダル。2位はアンドレアス・ウェリンガー(ドイツ)、3位はカール・ガイガー(ドイツ)だった。

構成●THE DIGEST編集部

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