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モータースポーツ

角田裕毅、3年目のF1開幕へ「十分に準備ができている」と自信! 専門メディアは「流動的だった昨季を忘れられる」と期待

THE DIGEST編集部

2023.03.03

アルファタウリの今季仕様となる「AT04]。いよいよバーレーンGPが開幕する。(C) Getty Images

アルファタウリの今季仕様となる「AT04]。いよいよバーレーンGPが開幕する。(C) Getty Images

 2023年F1世界選手権は今週末に開幕するが、初戦となるバーレーン・グランプリに向けて、アルファタウリの角田裕毅がチームの公式サイトを通して、意気込みと抱負を語っている。

【動画】アルファタウリ最新版「AT04」がテスト走行! 角田裕毅のマシンがコースへ
 苦しんだ昨季の雪辱を誓い、合同テストでは新しいチームメイトのニック・デ・フリースとともに、10チーム最多の走行数を記録して精力的に「AT04」の性能向上に励んだ22歳は、「バーレーンでのテストはスムーズに進み、車に関して多くの情報が得られました。幾つかの限界点、そして長所と短所を特定しましたが、それらの全てが今週末の最初のレースに非常に役立ちます」と、ポジティブに3日間のテストを振り返り、以下のように新車の印象を明かした。

「昨季の車と比べ、パッケージの中には確実に改善されていると感じる部分もありますが、まだ取り組まなければならない部分もあります。全体として、ロングランとパフォーマンスランを組み合わせて、全てのチームの中で最も多くの走行距離を記録するという良いテストでした。これまでのところ、信頼性は良さそうです。それは昨季の序盤に我々が抱えていた問題だったので、改善が見られたことは心強いことであり、今週末もその勢いを維持する必要があります」

 続けて、「昨季の車はダウンフォースが不足しており、特に高速で大きくスライドするため、タイヤを節約するのに苦労しましたが、この点で、新しい車は大幅な改善が見られました」と、苦戦した2022年との比較で好感触を得られたことも付け加えている。

「今季はタイヤのスペックが変わったし、先週のテストでは、特にロングランでの挙動が昨季と違うと感じたので、それに適応しなければならなりません。デグラデーションはかなり高いように感じましたが、テストでのほとんどの走行は日中の暑いコンディションで行なっており、対して今週末は、同じコースとはいえ主な時間帯は夜であり、より涼しくなるでしょう」
 
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