12月5日、女子ハンドボール世界選手権6日目が行なわれ、おりひめJAPANこと女子ハンドボール日本代表は、リオ・オリンピックで優勝し、グループDで3連勝と首位を走るロシアと対戦。世界チャンピオンを相手に善戦したものの、日本は23対33で敗れ、2勝2敗となった。同日行なわれた他試合の結果により、日本は3位が決定し、1次リーグ突破を決めた。
スウェーデン(IHFランキング19位)に敗れ、2勝1敗となった日本(同13位)は、首位を走るロシア(同2位)と対戦。リオデジャネイロ・オリンピックで金メダルを獲得したロシアだが、日本は2年前の世界選手権で1次リーグで28対29と善戦している。この日も、日本は集中したプレーで拮抗した試合を展開。前半を16対16で終えた。
後半に入るとロシアが地力を発揮。4連続ゴール、6連続ゴールと圧倒的な力で、日本を突き放した。開幕戦、第2節でプレイヤー・オブ・ザ・マッチを受賞した大山真奈は、「ロシアは強いけど、どれだけできるか楽しみだった。まだまだ課題が残る試合になった」と話した。
また、キャプテンの永田しおりは、「前半良かった分、『後半もこの調子で』って言ってたんですが、自分たちのミスで崩れ、それを立て直せなかった。コートに立っている選手がもう少し何のために立っているのか、一人ひとりが責任と自信を持ってプレーしないといけない」と涙を浮かべながら話した。「やっぱりこんな試合してたら、次も勝てないし、メインラウンドに行くとしても、こういう戦いが続くと思う。切り替えられないところがチームに連鎖し、悪い状態になっているので、明日はプレー以前の問題を解決していかないといけない」とキャプテンとして、再度チームをまとめる決意を語った。
日本の試合後に行なわれたスウェーデン対アルゼンチンの結果で、日本のメインラウンド進出が決定。各グループ上位3チームの合計12チームが半分に分かれ、その上位各2チームが準決勝に進む。1次リーグ最終戦となる中国(同20位)戦は、パークドーム熊本で、12月6日15時にスローオフされる。
取材・文●森本茂樹
スウェーデン(IHFランキング19位)に敗れ、2勝1敗となった日本(同13位)は、首位を走るロシア(同2位)と対戦。リオデジャネイロ・オリンピックで金メダルを獲得したロシアだが、日本は2年前の世界選手権で1次リーグで28対29と善戦している。この日も、日本は集中したプレーで拮抗した試合を展開。前半を16対16で終えた。
後半に入るとロシアが地力を発揮。4連続ゴール、6連続ゴールと圧倒的な力で、日本を突き放した。開幕戦、第2節でプレイヤー・オブ・ザ・マッチを受賞した大山真奈は、「ロシアは強いけど、どれだけできるか楽しみだった。まだまだ課題が残る試合になった」と話した。
また、キャプテンの永田しおりは、「前半良かった分、『後半もこの調子で』って言ってたんですが、自分たちのミスで崩れ、それを立て直せなかった。コートに立っている選手がもう少し何のために立っているのか、一人ひとりが責任と自信を持ってプレーしないといけない」と涙を浮かべながら話した。「やっぱりこんな試合してたら、次も勝てないし、メインラウンドに行くとしても、こういう戦いが続くと思う。切り替えられないところがチームに連鎖し、悪い状態になっているので、明日はプレー以前の問題を解決していかないといけない」とキャプテンとして、再度チームをまとめる決意を語った。
日本の試合後に行なわれたスウェーデン対アルゼンチンの結果で、日本のメインラウンド進出が決定。各グループ上位3チームの合計12チームが半分に分かれ、その上位各2チームが準決勝に進む。1次リーグ最終戦となる中国(同20位)戦は、パークドーム熊本で、12月6日15時にスローオフされる。
取材・文●森本茂樹