専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
モータースポーツ

角田裕毅、苦戦のマイアミGP…専門メディアからは「その姿はどこにも確認できず」。無線での“インパクト十分”な発言に注目も

THE DIGEST編集部

2023.05.07

マイアミGP予選は17番手となった角田。決勝で巻き返せるか。(C) Getty Images

マイアミGP予選は17番手となった角田。決勝で巻き返せるか。(C) Getty Images

 F1第5戦のマイアミ・グランプリが開幕し、5月5日にはフリー走行1、2回目(FP1、FP2)が実施され、同6日にはフリー走行の3回目(FP3)と予選が行なわれた。

【動画】17番手角田は決勝に期待! マイアミGP予選ハイライト
 先週末のアゼルバイジャン・グランプリで2戦連続の10位入賞を果たしたアルファタウリの角田裕毅は、「バクーと似たセクションが幾つかある」という「マイアミ・インターナショナル・オートドローム」に期待を寄せていたが、FP1では全ドライバー中最多の28周を走行してベストタイムは18番手の1分32秒169、続くFP2は25周回で同じく18番手の1分29秒613という結果に終わり、翌日の予選では1分28秒429の17番手でQ1敗退。僚友のニック・デ・フリースにも今季初めて予選で下回る結果となった。

 初日を終えた後、角田はチームの公式サイトを通して、「ここまではペースがあまり良くなく、改善のための解決策を見つける必要が出てきたということで、チャレンジングな1日になりました。昨季に比べて全体的なパフォーマンスは上がっていますし、コースの路面も良くなっていますが、ライバルに比べて、まだペースが不足しています。今回のレースには大規模なアップデートを持ち込んでいないので、明日に向けて違うアプローチを試す必要があります」とのコメントを発している。

 F1公式サイト『F1.com』のインタビューで、「予選の現実的な目標は?」と訊かれ、「Q2に進めれば素晴らしいと思います」と答えていた角田。今週末の苦戦を予想させる出だしとなったが、チームもSNSで「困難に満ちたマイアミでのオープニング」「我々が望んでいたスタートではなかった」とネガティブに振り返っている。

 現地メディアの報道を見ると、フランスのモータースポーツ専門サイト『Motorsport NEXTGEN-AUTO.com』は「アルファタウリは初日を終えて、どこにもその姿を確認することができなかった」と綴って、全くインパクトを残すことができなかったことを表現し、「ユウキは2つのセッションで18番手に終わり、ペース不足を心配した」と報じた。

 一方、スペインの放送局『laSexta』は、FP1でエステバン・オコン(アルピーヌ)に引っかかった際の“インパクト十分”な無線の発言に注目。「メルセデス勢が上位を独占するという驚きも、ユウキの無線によって吹き飛ばされた。控えめに言っても、彼の無線は印象的だ。今回はオコンが“犠牲者”となった」と報じ、「このバ〇は何をやっているんだ?」という彼の“罵声”と、困惑しながら「分からないよ、ユウキ」と応えるエンジニアとのやりとりを紹介した。

構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「ミスター11位からミスターポイントへ」連続10位入賞の角田裕毅に各国メディアは高採点! 成熟したドライビングに賛辞止まず

【関連記事】角田裕毅、災難続きの土曜日。スプリントでの“同士討ち”に専門メディアは「なんという災害だ」と嘆き!

【関連記事】角田裕毅の急変貌にF1公式サイトも注目! 「この日本人は昨年とは別人」と関係者も驚く成長の要因は?
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号