25歳の王座戴冠へ期待は大きい。
現地時間5月20日、米ラスベガスで行なわれるプロボクシングWBO世界スーパーフライ級王座決定戦で中谷潤人(M.T)とアンドリュー・モロニー(オーストラリア)が対峙する。ここまで24戦全勝と強さを見せつけてきている中谷には階級変更後、初となる王座戦でのタイトル獲得へ大きな期待が寄せられている。
【画像】米国でのタイトル戦を控える中谷潤人
対戦相手のモロニーもプロ28戦のキャリアを誇る32歳、長く同階級を主戦場としている。また、双子の兄であるジェイソン・モロニーが今月13日、WBO世界バンタム級のベルトを獲得しており、兄弟でのタイトル獲得へ向け臨戦態勢だ。
だが、やはり年齢も若く、勢いに乗る日本人サウスポー有利とみるメディアの声も伝えられている。米ボクシング誌『The Ring』はこの一戦を前に、大一番を迎える中谷の特集記事を公式サイト上に掲載。本人やトレーナーのルディ・エルナンデスのコメントも紹介している。
同メディアは「この試合は、ジュント・ナカタニのボクシング人生における今後の目標へ突き進む可能性を与える試合となる」と見解を示しており、中谷のコメントとして「私は15歳の時からアメリカでトレーニングをしてきたので、この素晴らしい機会にアメリカの観客の前で良いパフォーマンスを見せたい」と意気込みを語ったとしている。
さらに、「もし私が2階級制覇の世界チャンピオンになることができれば、私のキャリアの次のステージへの大きなステップアップとなるでしょう」とタイトル獲得後についても言及した。
また、エルナンデストレーナーとの関係について同メディアは「この2人は10年来一緒に仕事をしており、エルナンデスは大きな可能性を見出している」と指摘。2か月間にわたるトレーニングを行なってきたことを紹介しながら「ナカタニはとても規律正しく、私が彼に会った15歳のときから、最高のボクサーになることだけを考えてきた。それが彼のメンタリティであり、私はラッキーだった」と語った言葉を綴っている。
記事では他にも「ナカタニは、ナオヤ・イノウエに次いで日本で最も才能のあるファイターかもしれない。モロニーはタフなファイターで一筋縄ではいかないが、ナカタニが試合前の宣言通りに戦うことができれば、勝利を手にすることができるだろう」と同メディアによる試合予想も記している。
トレーナーからの信頼も厚く、万全の状態で決戦を迎える中谷。進化を続ける25歳は新たなベルト、そして自身のキャリアに栄誉を加えるべく、血気盛んなファイトを見せてくれるはずだ。
構成●THE DIGEST編集部
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対戦相手のモロニーもプロ28戦のキャリアを誇る32歳、長く同階級を主戦場としている。また、双子の兄であるジェイソン・モロニーが今月13日、WBO世界バンタム級のベルトを獲得しており、兄弟でのタイトル獲得へ向け臨戦態勢だ。
だが、やはり年齢も若く、勢いに乗る日本人サウスポー有利とみるメディアの声も伝えられている。米ボクシング誌『The Ring』はこの一戦を前に、大一番を迎える中谷の特集記事を公式サイト上に掲載。本人やトレーナーのルディ・エルナンデスのコメントも紹介している。
同メディアは「この試合は、ジュント・ナカタニのボクシング人生における今後の目標へ突き進む可能性を与える試合となる」と見解を示しており、中谷のコメントとして「私は15歳の時からアメリカでトレーニングをしてきたので、この素晴らしい機会にアメリカの観客の前で良いパフォーマンスを見せたい」と意気込みを語ったとしている。
さらに、「もし私が2階級制覇の世界チャンピオンになることができれば、私のキャリアの次のステージへの大きなステップアップとなるでしょう」とタイトル獲得後についても言及した。
また、エルナンデストレーナーとの関係について同メディアは「この2人は10年来一緒に仕事をしており、エルナンデスは大きな可能性を見出している」と指摘。2か月間にわたるトレーニングを行なってきたことを紹介しながら「ナカタニはとても規律正しく、私が彼に会った15歳のときから、最高のボクサーになることだけを考えてきた。それが彼のメンタリティであり、私はラッキーだった」と語った言葉を綴っている。
記事では他にも「ナカタニは、ナオヤ・イノウエに次いで日本で最も才能のあるファイターかもしれない。モロニーはタフなファイターで一筋縄ではいかないが、ナカタニが試合前の宣言通りに戦うことができれば、勝利を手にすることができるだろう」と同メディアによる試合予想も記している。
トレーナーからの信頼も厚く、万全の状態で決戦を迎える中谷。進化を続ける25歳は新たなベルト、そして自身のキャリアに栄誉を加えるべく、血気盛んなファイトを見せてくれるはずだ。
構成●THE DIGEST編集部
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