2021年をもってF1を撤退したホンダが、2026年に復帰することを発表。5月24日、本田技研工業株式会社が記者会見を行ない、F1チームのアストンマーティンとワークス契約を結ぶことで合意したことを明らかにした。
3年前の10月に「2050年のカーボンニュートラル実現に向けて経営資源を集中させる」と撤退理由を明かしたにもかかわらず、これほど早期に復帰を決めたのは、「F1が2030年のカーボンニュートラル実現を目標として掲げ、2026年以降は100%カーボンニュートラル燃料の使用を義務付けるとともに、電気エネルギーの比率が大幅に高められることになり、このレギュレーション変更がホンダの方向性と合致し、その実現に向けた技術の開発が大きな意義を持つため」だという。
もっとも、レッドブルとの提携で2021年にドライバーチャンピオンシップ(マックス・フェルスタッペン)を勝ち取って以降、ホンダがF1から撤退しても、同社の出資のモータースポーツ専門会社「ホンダレーシング(HRC)」が、新たに設立された「レッドブル・パワートレイン」に協力し、PUの製造、供給を2025年まで続けることになっていた。そして2022年11月には、2026年からのPU製造者登録を締め切り間際に済ませたことで、この年からのPUサプライヤーとしての復帰は噂されていた。
こちらも以前から噂されていたアストンマーティンとの提携について、ホンダの三部敏宏社長は「勝利への真摯な姿勢と情熱で大いに共感し、アストンマーチン・アラムコ・ホンダとして、2026年からともにチャンピオンを目指すことになりました」とコメント。一方、今季ここまでコンストラクターズランキングで2位と絶好調な英国チームからは、マーティン・ウィットマーシュCEOが以下の通りに声明を発している。
「ホンダのような世界的なモータースポーツの巨人とワークスチームとして提携するのは素晴らしい機会であり、これはチームにとって非常にエキサイティングで、さらなる重要なステップだ。我々は、何十年にもわたってこのスポーツで成功を収めてきたホンダから学ぶべきことがたくさんある。これが将来の我々にとって、素晴らしいパートナーシップになるとをすでに確信している。ホンダとの協力は、後押しとなるだけでなく、我々の壮大な野望を達成するために必要な、パズルの最後のピースでもある」
3年前の10月に「2050年のカーボンニュートラル実現に向けて経営資源を集中させる」と撤退理由を明かしたにもかかわらず、これほど早期に復帰を決めたのは、「F1が2030年のカーボンニュートラル実現を目標として掲げ、2026年以降は100%カーボンニュートラル燃料の使用を義務付けるとともに、電気エネルギーの比率が大幅に高められることになり、このレギュレーション変更がホンダの方向性と合致し、その実現に向けた技術の開発が大きな意義を持つため」だという。
もっとも、レッドブルとの提携で2021年にドライバーチャンピオンシップ(マックス・フェルスタッペン)を勝ち取って以降、ホンダがF1から撤退しても、同社の出資のモータースポーツ専門会社「ホンダレーシング(HRC)」が、新たに設立された「レッドブル・パワートレイン」に協力し、PUの製造、供給を2025年まで続けることになっていた。そして2022年11月には、2026年からのPU製造者登録を締め切り間際に済ませたことで、この年からのPUサプライヤーとしての復帰は噂されていた。
こちらも以前から噂されていたアストンマーティンとの提携について、ホンダの三部敏宏社長は「勝利への真摯な姿勢と情熱で大いに共感し、アストンマーチン・アラムコ・ホンダとして、2026年からともにチャンピオンを目指すことになりました」とコメント。一方、今季ここまでコンストラクターズランキングで2位と絶好調な英国チームからは、マーティン・ウィットマーシュCEOが以下の通りに声明を発している。
「ホンダのような世界的なモータースポーツの巨人とワークスチームとして提携するのは素晴らしい機会であり、これはチームにとって非常にエキサイティングで、さらなる重要なステップだ。我々は、何十年にもわたってこのスポーツで成功を収めてきたホンダから学ぶべきことがたくさんある。これが将来の我々にとって、素晴らしいパートナーシップになるとをすでに確信している。ホンダとの協力は、後押しとなるだけでなく、我々の壮大な野望を達成するために必要な、パズルの最後のピースでもある」