新日本プロレスは毎年恒例のジュニアヘビー級最強戦士決定戦『BEST OF THE SUPER Jr.30』(BOSJ)準決勝トーナメント5.26東京・代々木第二体育館大会を開催した。
この日はセミファイナルで、Aブロック1位のマイク・ベイリーとBブロック2位のマスター・ワトが、メインイベントでは、Bブロック1位のエル・デスペラードとAブロック2位のティタンが対戦した。
まず、お互いに蹴り技を得意とするベイリーとワトが対決。両者は蹴り技を繰り出して激しい打撃戦を繰り広げる。終盤、ワトはTTDを炸裂させると、竜巻旋風脚を狙うベイリーに、カウンターの旋風脚を放ち、間髪入れず通天閣ジャーマンを決めてカウント3。ワトが初の決勝進出を決めた。
残り1枠を巡りメインでは、デスペラードとティタンのマスクマン対決。デスペラードのラフファイトに苦戦するティタンだったが、デスペラードが場外に落下した際、足を痛めてしまい劣勢に。最後はティタンがダイビングフットスタンプからのジャベ・インモルタルで捕獲してデスペラードからギブアップを奪った。試合後、5.28東京・大田区総合体育館大会で決勝戦を戦うワトとティタンが対峙。今年の新日本ジュニアの顔が、あと1試合で決まる。
バックステージでワトは肘のあたりを押さえ、フラフラとした足取りでやってきて「あー、ベイリー。ベイリー、強すぎるな、オマエは。すごく楽しかったよ。最高だった。またやりてぇ。オマエのその蹴りの技術、盗ませてもらうよ。何度もやりてぇな。またできることを楽しみにしてます」とベイリーとの再戦を誓う。
そして、「優勝まであと 1 つ。新日本ジュニアが新しく動き出すまで、あと2 日! 必ず俺が夢を叶えます。そして、新日ジュニアのために必ず叶えて、新しい扉を、新しい幕を、俺が拓きます」と声高らかに優勝宣言した。
一方のティタンは、「神のご加護だ。エル・デスペラードを相手に、勝利をあげたぞ! メヒコ、そして CMLL を代表して、歴史を作れたかな。神よ! ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの代表として、『BEST OF THE SUPER Jr. 30』のファイナルで、また会おう! エル・インモルタル、ティタンは今夜も降臨したぞ!」と興奮気味に話していた。
どちらが勝ってもBOSJ初優勝となる。勝者には高橋ヒロムが保持しているIWGPジュニア王座への挑戦が濃厚なだけに、どちらも負けられない闘いだ。
◆新日本プロレス◆
『BEST OF THE SUPER Jr.30』
2023年5月26日
東京・代々木第二体育館
観衆 1330人
▼BEST OF THE SUPER Jr.30 準決勝(時間無制限1本勝負)
●エル・デスペラード(21分44秒 ジャベ・インモルタル)ティタン○
※ティタンが決勝進出。
▼BEST OF THE SUPER Jr.30 準決勝(時間無制限1本勝負)
○マスター・ワト(16分46秒 通天閣ジャーマンスープレックスホールド)マイク・ベイリー●
※ワトが決勝進出。
文⚫︎どら増田
この日はセミファイナルで、Aブロック1位のマイク・ベイリーとBブロック2位のマスター・ワトが、メインイベントでは、Bブロック1位のエル・デスペラードとAブロック2位のティタンが対戦した。
まず、お互いに蹴り技を得意とするベイリーとワトが対決。両者は蹴り技を繰り出して激しい打撃戦を繰り広げる。終盤、ワトはTTDを炸裂させると、竜巻旋風脚を狙うベイリーに、カウンターの旋風脚を放ち、間髪入れず通天閣ジャーマンを決めてカウント3。ワトが初の決勝進出を決めた。
残り1枠を巡りメインでは、デスペラードとティタンのマスクマン対決。デスペラードのラフファイトに苦戦するティタンだったが、デスペラードが場外に落下した際、足を痛めてしまい劣勢に。最後はティタンがダイビングフットスタンプからのジャベ・インモルタルで捕獲してデスペラードからギブアップを奪った。試合後、5.28東京・大田区総合体育館大会で決勝戦を戦うワトとティタンが対峙。今年の新日本ジュニアの顔が、あと1試合で決まる。
バックステージでワトは肘のあたりを押さえ、フラフラとした足取りでやってきて「あー、ベイリー。ベイリー、強すぎるな、オマエは。すごく楽しかったよ。最高だった。またやりてぇ。オマエのその蹴りの技術、盗ませてもらうよ。何度もやりてぇな。またできることを楽しみにしてます」とベイリーとの再戦を誓う。
そして、「優勝まであと 1 つ。新日本ジュニアが新しく動き出すまで、あと2 日! 必ず俺が夢を叶えます。そして、新日ジュニアのために必ず叶えて、新しい扉を、新しい幕を、俺が拓きます」と声高らかに優勝宣言した。
一方のティタンは、「神のご加護だ。エル・デスペラードを相手に、勝利をあげたぞ! メヒコ、そして CMLL を代表して、歴史を作れたかな。神よ! ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの代表として、『BEST OF THE SUPER Jr. 30』のファイナルで、また会おう! エル・インモルタル、ティタンは今夜も降臨したぞ!」と興奮気味に話していた。
どちらが勝ってもBOSJ初優勝となる。勝者には高橋ヒロムが保持しているIWGPジュニア王座への挑戦が濃厚なだけに、どちらも負けられない闘いだ。
◆新日本プロレス◆
『BEST OF THE SUPER Jr.30』
2023年5月26日
東京・代々木第二体育館
観衆 1330人
▼BEST OF THE SUPER Jr.30 準決勝(時間無制限1本勝負)
●エル・デスペラード(21分44秒 ジャベ・インモルタル)ティタン○
※ティタンが決勝進出。
▼BEST OF THE SUPER Jr.30 準決勝(時間無制限1本勝負)
○マスター・ワト(16分46秒 通天閣ジャーマンスープレックスホールド)マイク・ベイリー●
※ワトが決勝進出。
文⚫︎どら増田
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