F1第6戦のモナコ・グランプリが開幕し、5月26日にはフリー走行の1、2回目(FP1、FP2)が実施された。
ここまで2度の10位入賞、3度の11位と、「AT04」の性能を考えれば十分な結果を残しているアルファタウリの角田裕毅は、FP1では29周を走行してベストタイムは全体の13番手となる1分14秒820、続くFP2では22周回でベストタイムは1分13秒641と、こちらは16番手だった。
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FP2では終盤にターン10(ヌーベルシケイン)で左フロントがウォールに接触し、ピットに戻ることを余儀なくされた。さらにここでピットレーンでの制限速度(60km/h)を16.2km/hオーバーしたことで、スチュワードからは1000ユーロ(約15万円)の罰金のほか、警告を受けることとなった。
初日を終えて角田は、チームの公式サイトを通して「モナコでのドライビングを楽しみましたが、予選に向けてさらにペースを見つけなければなりません。予選が非常に重要になるので、これに集中する必要があります。今週末、車はかなりの大きなアップグレードがなされていますが、モナコは空力の影響が少ないコースなので、どれだけ機能しているかを説明するのは難しいです。今回も予選でQ2進出できるよう、今夜、全てをまとめていきます。Q3進出は少し難しそうですが、全力を尽くします」との声明を発している。
チーフ・レースエンジニアのジョナサン・エッドルスは、角田について「ユウキのセッション(FP2)は、ターン10のエイペックスのバリアに接触し、リムにダメージを負ったため、途中で終わることになった。これでロングランの機会を失うことにはなったが、少なくとも明日の予選への準備に大きな影響はないだろう」とコメント。アップグレードの効果については、こちらも「モナコで結論を出すのは、いつものことながら非常に難しい」と回答した。
海外メディアの報道を見ると、イタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は「ツノダと(ニック・)デ・フリースは答えを探している。この日、とりわけFP1では、AT04の感触は良かった。にもかかわらず、アルファタウリのドライバーたちは車のポテンシャルを最大限に引き出せず、結果、FP2では16、17番手に終わっている。コンディション的には満足のいくものではなかったが、予選に向けてチームは改善する必要がある」と論じている。
一方、フランスのモータースポーツ専門サイト『Motorsport NEXTGEN-AUTO.com』は、「ユウキは13番手、16番手と、初日の2セッションを中団争いにおいて弱い立場で終えることとなった。にもかかわらず、このアルファタウリのドライバーは、Q2進出、そしてトップ10に近い位置に入ることを願っている」と、こちらもネガティブに初日を振り返った。
構成●THE DIGEST編集部
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ここまで2度の10位入賞、3度の11位と、「AT04」の性能を考えれば十分な結果を残しているアルファタウリの角田裕毅は、FP1では29周を走行してベストタイムは全体の13番手となる1分14秒820、続くFP2では22周回でベストタイムは1分13秒641と、こちらは16番手だった。
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FP2では終盤にターン10(ヌーベルシケイン)で左フロントがウォールに接触し、ピットに戻ることを余儀なくされた。さらにここでピットレーンでの制限速度(60km/h)を16.2km/hオーバーしたことで、スチュワードからは1000ユーロ(約15万円)の罰金のほか、警告を受けることとなった。
初日を終えて角田は、チームの公式サイトを通して「モナコでのドライビングを楽しみましたが、予選に向けてさらにペースを見つけなければなりません。予選が非常に重要になるので、これに集中する必要があります。今週末、車はかなりの大きなアップグレードがなされていますが、モナコは空力の影響が少ないコースなので、どれだけ機能しているかを説明するのは難しいです。今回も予選でQ2進出できるよう、今夜、全てをまとめていきます。Q3進出は少し難しそうですが、全力を尽くします」との声明を発している。
チーフ・レースエンジニアのジョナサン・エッドルスは、角田について「ユウキのセッション(FP2)は、ターン10のエイペックスのバリアに接触し、リムにダメージを負ったため、途中で終わることになった。これでロングランの機会を失うことにはなったが、少なくとも明日の予選への準備に大きな影響はないだろう」とコメント。アップグレードの効果については、こちらも「モナコで結論を出すのは、いつものことながら非常に難しい」と回答した。
海外メディアの報道を見ると、イタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は「ツノダと(ニック・)デ・フリースは答えを探している。この日、とりわけFP1では、AT04の感触は良かった。にもかかわらず、アルファタウリのドライバーたちは車のポテンシャルを最大限に引き出せず、結果、FP2では16、17番手に終わっている。コンディション的には満足のいくものではなかったが、予選に向けてチームは改善する必要がある」と論じている。
一方、フランスのモータースポーツ専門サイト『Motorsport NEXTGEN-AUTO.com』は、「ユウキは13番手、16番手と、初日の2セッションを中団争いにおいて弱い立場で終えることとなった。にもかかわらず、このアルファタウリのドライバーは、Q2進出、そしてトップ10に近い位置に入ることを願っている」と、こちらもネガティブに初日を振り返った。
構成●THE DIGEST編集部
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