バレーボール

19歳の甲斐優斗が初メンバー入り! 世界の壁を痛感するも、石川祐希ら“頼れる先輩”に憧れの眼差し「自分も真似したい」【男子バレーVNL】

永野祐吏(THE DIGEST編集部)

2023.06.06

19歳で初代表入りした甲斐は、「サーブやブロックで結果を出したい」と意気込む。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 バレーボールの国際大会『ネーションズリーグ(VNL)』男子の予選ラウンドが、6月6日に名古屋市の日本ガイシホールにて開幕する。開幕を翌日に控えた5日、公開練習後に代表初選出となった甲斐優斗(専修大)が取材に応じ、「緊張もしていますが、楽しみな部分が大きいです」と口にした。

 1日のポーランドとの親善試合戦では終盤でリリーフサーバーとして、翌日の第2戦では第2セットから起用された甲斐。だが「ブロックをされる本数が凄く多かった」とほろ苦いデビュー戦だったことを語った。
 
 そんな最年少19歳の目には、世界で戦う石川祐希(パワーバレーミラノ)や高橋藍(日体大)といった頼もしき先輩が輝いて映っているようだ。

「やっぱりスパイクの打ち方を見ていて、凄いなと思うことが多い。例えばブロックがしっかりついたときに、思いっきり打つだけでなく、ブロックの指先やインナーを狙う。その判断が凄く早いので、自分も真似したい」

 日本のエースの背中を追う身長2メートルの大型ルーキー。今大会は「ポーランド戦のようにサーブで起用される場面も増えてくると思う」と自身の役割を話し、「まずはサーブやブロックで結果を出したい」と意気込んだ。

取材・文●永野祐吏(THE DIGEST編集部)

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