現地6月14日、ブラジル・ブラジリアで、国際バレーボール連盟(FIVB)が主催する女子の『ネーションズリーグ(VNL)』予選ラウンド2週目が幕を開け、プール4の初戦が行なわれた。世界ランク7位の日本代表は、同5位のセルビア代表と対戦し、セットカウント2-3(25-16、20-25、25-16、20-25、10-15)でフルセットの末に敗れ、2週目は黒星発進となった。
【動画】古賀、井上らが活躍!セルビア戦のハイライト
第1週を3勝1敗で終え予選ラウンド6位の日本。2週目の初戦は、2022世界選手権で大会2連覇を達成したセルビアだ。昨年までトルコ代表を率いたジョヴァンニ・グイデット監督の下、若手にチャンスを与えた1週目は、米国、トルコ、ポーランドとカナダに敗れ4連敗で現在8位、世界ランクで大会開幕当初の1位から大きく順位を落としている。
世界選手権でアタック決定数2位の主砲ティヤナ・ボスコビッチと正セッターであるボヤナ・ドルチャの合流がまだだが、2週目から主力ミドルブロッカーのヨバナ・ステバノビッチがメンバー入り。1週目には、18歳の新戦力アレクサンドラ・ウゼラツが3試合で二桁得点を挙げている。
第2週に向けた日本の登録メンバーは、アウトサイドヒッターが主将の古賀紗理那、林琴奈、井上愛里沙と、1週目にインパクトを残した田中瑞稀と和田由紀子に加え、コンディション不良で欠場していた石川真佑がロースター入り。ミドルブロッカーは島村春世と横田真未が外れ、成長著しい入澤まいと荒木彩花に昨年の活躍が記憶に新しい山田二千華とベテラン渡邊彩、セッターは関菜々巳、松井珠己に替えて柴田真果、リベロは好調な西村弥菜美と、小島満菜美に替わって目黒優佳が選出された。
前回大会で1セットアップから黒星を喫した相手との戦いへ、古賀、林、井上のアタッカー陣にミドルが入澤と荒木、司令塔の関とリベロ西村を先発起用した。
古賀のブロックでスタートした第1セットは、序盤に一時劣勢を強いられるも、井上のバックアタックと入澤のブロックですぐさま追い上げる。セルビアの攻撃ミスが続き逆転した後、古賀のエースで勢いに乗り、林、山田と関のサーブでブレークを重ねて試合を先行した。
ところが、第2セットは形勢一転。日本は開始からレセプションの安定を欠いて失点が続く。さらに、上尾メディックス所属のサラ・ロゾに替わり、1セット目終盤から途中出場のウゼラツに連続でアタックを決められるなど、いきなり5点のビハインド。中盤、井上のサーブを起点に巻き返して逆転に成功するが、緩急をつけた相手の攻撃に揺さぶられラリーを取り切れない。守備の連携とサーブでミスを出した直後、エースとイタリア・セリエAで主力を張るミドル2選手、マヤ・アレクシッチとヨバナ・ステバノビッチらのブロックなどで逃げ切られ、セットを奪い返された。
【動画】古賀、井上らが活躍!セルビア戦のハイライト
第1週を3勝1敗で終え予選ラウンド6位の日本。2週目の初戦は、2022世界選手権で大会2連覇を達成したセルビアだ。昨年までトルコ代表を率いたジョヴァンニ・グイデット監督の下、若手にチャンスを与えた1週目は、米国、トルコ、ポーランドとカナダに敗れ4連敗で現在8位、世界ランクで大会開幕当初の1位から大きく順位を落としている。
世界選手権でアタック決定数2位の主砲ティヤナ・ボスコビッチと正セッターであるボヤナ・ドルチャの合流がまだだが、2週目から主力ミドルブロッカーのヨバナ・ステバノビッチがメンバー入り。1週目には、18歳の新戦力アレクサンドラ・ウゼラツが3試合で二桁得点を挙げている。
第2週に向けた日本の登録メンバーは、アウトサイドヒッターが主将の古賀紗理那、林琴奈、井上愛里沙と、1週目にインパクトを残した田中瑞稀と和田由紀子に加え、コンディション不良で欠場していた石川真佑がロースター入り。ミドルブロッカーは島村春世と横田真未が外れ、成長著しい入澤まいと荒木彩花に昨年の活躍が記憶に新しい山田二千華とベテラン渡邊彩、セッターは関菜々巳、松井珠己に替えて柴田真果、リベロは好調な西村弥菜美と、小島満菜美に替わって目黒優佳が選出された。
前回大会で1セットアップから黒星を喫した相手との戦いへ、古賀、林、井上のアタッカー陣にミドルが入澤と荒木、司令塔の関とリベロ西村を先発起用した。
古賀のブロックでスタートした第1セットは、序盤に一時劣勢を強いられるも、井上のバックアタックと入澤のブロックですぐさま追い上げる。セルビアの攻撃ミスが続き逆転した後、古賀のエースで勢いに乗り、林、山田と関のサーブでブレークを重ねて試合を先行した。
ところが、第2セットは形勢一転。日本は開始からレセプションの安定を欠いて失点が続く。さらに、上尾メディックス所属のサラ・ロゾに替わり、1セット目終盤から途中出場のウゼラツに連続でアタックを決められるなど、いきなり5点のビハインド。中盤、井上のサーブを起点に巻き返して逆転に成功するが、緩急をつけた相手の攻撃に揺さぶられラリーを取り切れない。守備の連携とサーブでミスを出した直後、エースとイタリア・セリエAで主力を張るミドル2選手、マヤ・アレクシッチとヨバナ・ステバノビッチらのブロックなどで逃げ切られ、セットを奪い返された。