現地6月20日、国際バレーボール連盟(FIVB)が主催する男子の『ネーションズリーグ(VNL)』予選ラウンド2週目がフランス・オルレアンで幕を開け、プール4の初戦が行なわれた。世界ランク7位の日本代表は、同17位のカナダと対戦し、セットカウント3‐1(25-22、25-17、24-26、25-14)で勝利を収めて連勝を「5」に伸ばした。
【動画】相手のコート全部見えてる!? 上手すぎる石川のプレー
日本は、1週目にイラン、セルビア、ブルガリア、フランスを倒し、出場16チーム中で唯一の全勝。単独首位で2週目へ臨む。
初戦の相手は、前回大会で日本が3‐1で下したカナダだ。1週目を1勝3敗で終え15位と低迷しているが、敗れた試合でも、落としたセットはほぼすべてが20点台。キューバにはフルセットで競り勝っており、油断は禁物。チーム最多得点のオポジット(OP)ライアン・スクレイターのほか、高橋藍がイタリア・セリエAで来季を戦う移籍先モンツァのチームメートたちにも注意が必要だ。アウトサイドヒッター(OH)ステファン・マーは、強烈なサーブとアタックが武器。ミラノ在籍中の2020-21シーズンに石川とともに欧州大会CEVチャレンジャー・カップで優勝を果たした実力者である。初年にパドヴァで同僚だったOHエリック・レプキーは合流がまだだが、高さとパワーを備えるOPアーサー・シュワーツも敵となれば厄介な選手だ。
日本は、OHに石川と高橋藍、OPは西田有志、ミドルブロッカー(MB)が小野寺太志と山内晶大、セッターは関田誠大、リベロに山本智大を先発メンバーに起用した。
石川のブロックで第1セットをスタートさせた日本は序盤をリードするも、西田のアタックエラーに続きレセプションが乱れカナダに同点とされる。1点を追う展開で突入した終盤、山内のジャンプフローターサーブで連続ブレークに成功。石川のレセプションから高橋藍のクロス弾でリードを3点へ広げ、山本の好守から石川がブロックアウトで2度目のセットポイントを制して試合を先行した。
第2セット、日本は山本、関田と高橋藍が立て続けの好守で持ち込んだロングラリーを、次々と得点へ変え優位に立つ。続く山内のサーブで小野寺と高橋藍がブロックを炸裂させるなど、5連続ブレークでリードを7点に広げ、さらに西田のエースなどで追加点。カナダは途中出場したシュワーツのエースやバックアタックなどで反撃を試みるが、山内のエースで再びギアを上げた日本は、石川の冷静なブロックアウトで引き寄せたセットポイントを西田のバックアタックでものにして、セットを連取した。
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日本は、1週目にイラン、セルビア、ブルガリア、フランスを倒し、出場16チーム中で唯一の全勝。単独首位で2週目へ臨む。
初戦の相手は、前回大会で日本が3‐1で下したカナダだ。1週目を1勝3敗で終え15位と低迷しているが、敗れた試合でも、落としたセットはほぼすべてが20点台。キューバにはフルセットで競り勝っており、油断は禁物。チーム最多得点のオポジット(OP)ライアン・スクレイターのほか、高橋藍がイタリア・セリエAで来季を戦う移籍先モンツァのチームメートたちにも注意が必要だ。アウトサイドヒッター(OH)ステファン・マーは、強烈なサーブとアタックが武器。ミラノ在籍中の2020-21シーズンに石川とともに欧州大会CEVチャレンジャー・カップで優勝を果たした実力者である。初年にパドヴァで同僚だったOHエリック・レプキーは合流がまだだが、高さとパワーを備えるOPアーサー・シュワーツも敵となれば厄介な選手だ。
日本は、OHに石川と高橋藍、OPは西田有志、ミドルブロッカー(MB)が小野寺太志と山内晶大、セッターは関田誠大、リベロに山本智大を先発メンバーに起用した。
石川のブロックで第1セットをスタートさせた日本は序盤をリードするも、西田のアタックエラーに続きレセプションが乱れカナダに同点とされる。1点を追う展開で突入した終盤、山内のジャンプフローターサーブで連続ブレークに成功。石川のレセプションから高橋藍のクロス弾でリードを3点へ広げ、山本の好守から石川がブロックアウトで2度目のセットポイントを制して試合を先行した。
第2セット、日本は山本、関田と高橋藍が立て続けの好守で持ち込んだロングラリーを、次々と得点へ変え優位に立つ。続く山内のサーブで小野寺と高橋藍がブロックを炸裂させるなど、5連続ブレークでリードを7点に広げ、さらに西田のエースなどで追加点。カナダは途中出場したシュワーツのエースやバックアタックなどで反撃を試みるが、山内のエースで再びギアを上げた日本は、石川の冷静なブロックアウトで引き寄せたセットポイントを西田のバックアタックでものにして、セットを連取した。
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