現地6月21日、フランス・オルレアンで開催中の国際バレーボール連盟(FIVB)が主催する男子の『ネーションズリーグ(VNL)』予選ラウンド2週目で、プール4の第2戦が行なわれた。世界ランク7位の日本代表は、同13位のキューバと対戦。セットカウント3‐0(25-21、25-16、25-21)の快勝で開幕からの無敗を守り、6連勝を飾った。
【動画】空中でフェイクアンダー!? 高橋藍の好プレー集をチェック
直近のカナダ戦で連勝を「5」に伸ばし、予選ラウンド単独首位を走る日本代表。この日の相手は、飛び抜けた身体能力とパワーを備えるキューバだ。ここまで4戦を終えてカナダ、オランダ、イタリアに敗れ1勝3敗で13位だが、直近のブラジル戦では、攻撃力で世界ランク2位をねじ伏せフルセット勝ち。勢いに乗せたくない相手である。その試合で30得点を記録し、イタリア・セリエAのペルージャで主力オポジット(OP)を務めるジェズス・エレーラと、すべての出場試合で二桁得点を挙げている同リーグ今季王者チヴィタノーヴァのアウトサイドヒッター(OH)マーロン・ヤントには、注意したいところだ。
日本にとって大きいのは、主戦場の同リーグで両選手をよく知る石川祐希と高橋藍の存在。特に2ヶ月前の今季プレーオフでそれぞれと5試合を戦い、驚異的なパフォーマンスを見せつけた石川の経験と知識は攻略の糧となるはずだ。なお、世界屈指のミドルブロッカー(MB)ロベルランディ・シモンは今大会で招集外。全日程を欠場すると見られている。
日本の先発は、OHが石川、高橋藍、OPは西田有志、ミドルブロッカーが小野寺太志と山内晶大、セッターは関田誠大、リベロに山本智大。直近のカナダ戦と同様の布陣でこの対戦に臨んだ。
日本は、石川のレセプションから高橋藍が鮮やかにバックアタックを決めて試合をスタート。キューバのミスも手伝いリード2点を守りながら序盤を進める。ヤントのエースやブロックの上から打ち込むエレーラのアタックなどで中盤の始めに一時押されるも、西田にボールを集めてリードを広げる。終盤、エレーラのエースで再び1点差に詰め寄られるが、高橋藍と西田の若手コンビが連続得点で突き放しセットを先取した。
第2セットは序盤に石川のサーブで連続ブレークに成功。日本は、直後のラリーでエレーラが足で上げたディグに対して、フロアタッチのビデオチェックを要求する。大型スクリーンの映像では、ボールの接地部分が確認できず、判定を巡る両チームの抗議で試合が中断。主審は映像が不明確なため判断は不可能としてリプレーを告げた。それでも集中を切らさずに迎えた中盤、エレーラのフェイントを高橋藍がブロックで阻止。これでギアを上げた日本は、連続得点を繰り返しリードを8点に広げる。1セット目にアタック決定率67%だった西田が被ブロック2本と誤打3本で急下降したが、同決定率75%をマークしてその穴を埋めた山内の7点目でセットポイント。相手のタッチネットでセットを連取した。
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直近のカナダ戦で連勝を「5」に伸ばし、予選ラウンド単独首位を走る日本代表。この日の相手は、飛び抜けた身体能力とパワーを備えるキューバだ。ここまで4戦を終えてカナダ、オランダ、イタリアに敗れ1勝3敗で13位だが、直近のブラジル戦では、攻撃力で世界ランク2位をねじ伏せフルセット勝ち。勢いに乗せたくない相手である。その試合で30得点を記録し、イタリア・セリエAのペルージャで主力オポジット(OP)を務めるジェズス・エレーラと、すべての出場試合で二桁得点を挙げている同リーグ今季王者チヴィタノーヴァのアウトサイドヒッター(OH)マーロン・ヤントには、注意したいところだ。
日本にとって大きいのは、主戦場の同リーグで両選手をよく知る石川祐希と高橋藍の存在。特に2ヶ月前の今季プレーオフでそれぞれと5試合を戦い、驚異的なパフォーマンスを見せつけた石川の経験と知識は攻略の糧となるはずだ。なお、世界屈指のミドルブロッカー(MB)ロベルランディ・シモンは今大会で招集外。全日程を欠場すると見られている。
日本の先発は、OHが石川、高橋藍、OPは西田有志、ミドルブロッカーが小野寺太志と山内晶大、セッターは関田誠大、リベロに山本智大。直近のカナダ戦と同様の布陣でこの対戦に臨んだ。
日本は、石川のレセプションから高橋藍が鮮やかにバックアタックを決めて試合をスタート。キューバのミスも手伝いリード2点を守りながら序盤を進める。ヤントのエースやブロックの上から打ち込むエレーラのアタックなどで中盤の始めに一時押されるも、西田にボールを集めてリードを広げる。終盤、エレーラのエースで再び1点差に詰め寄られるが、高橋藍と西田の若手コンビが連続得点で突き放しセットを先取した。
第2セットは序盤に石川のサーブで連続ブレークに成功。日本は、直後のラリーでエレーラが足で上げたディグに対して、フロアタッチのビデオチェックを要求する。大型スクリーンの映像では、ボールの接地部分が確認できず、判定を巡る両チームの抗議で試合が中断。主審は映像が不明確なため判断は不可能としてリプレーを告げた。それでも集中を切らさずに迎えた中盤、エレーラのフェイントを高橋藍がブロックで阻止。これでギアを上げた日本は、連続得点を繰り返しリードを8点に広げる。1セット目にアタック決定率67%だった西田が被ブロック2本と誤打3本で急下降したが、同決定率75%をマークしてその穴を埋めた山内の7点目でセットポイント。相手のタッチネットでセットを連取した。
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