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モータースポーツ

去就が注目される角田裕毅、「レッドブル・ファミリーを愛している」と愛着を強調! ホンダとアストンマーティンの共闘は「エキサイティングなプロジェクト」

THE DIGEST編集部

2023.06.30

レッドブル首脳陣からの評価も高い角田。果たして夢は実現するだろうか。(C) Getty Images

レッドブル首脳陣からの評価も高い角田。果たして夢は実現するだろうか。(C) Getty Images

 今季、ここまで8戦を終えて2ポイントの獲得に止まっているアルファタウリの角田裕毅だが、そのドライビングは一貫して安定しており、非力な「AT04」の力を最大限に引き出して、予選、決勝ともに好パフォーマンスを発揮していることから、各方面からポジティブな評価を下されている。

 シーズン前にはシート喪失の危機すら囁かれていたのが、今やアルファタウリとの契約延長はもちろん、姉妹チームであるレッドブルへの昇格、さらには彼のレースキャリアをサポートしてきたホンダが2026年から共闘することになるアストンマーティンへの移籍など、様々な噂や憶測が飛び交い、各国メディアもこの日本人ドライバーの去就を取り上げるようになった。
 
 そんな中、スポーツ専門サイト『GIVEMESPORT』でのインタビューで、自身の去就について言及し、「レッドブルだけでなく、他の多くのチームの関心を集めるのは良いことです。まだ僕は、F1で行きたいチームに選んでもらったり、やりたいことを選べたりする立場にありませんが、レッドブルならまだ選んでもらえる可能性があるので、僕もそういうドライバーになりたいと思います。(レッドブルは)この数年、常に高い成績を収めており、明らかに行きたいと思うチームです」と本心を明かしている。

 角田にとって、レッドブル昇格はF1における大きな目標のひとつであり、現在はそれに向けて一歩前進した状況だと言えよう。一方で、アストンマーティンとのワークス契約を結んだ際、ホンダ・レーシング(HRC)の渡辺康治社長が「まだ3年あるので、今後何が起こるかを言うのは時期尚早であり、最終決定を下すのはチーム次第ではありますが、我々は彼がドライバーの候補者になってくれることを期待しています」と語ったことで、この英国籍のチームも選択肢に含まれる可能性も出てきた。

 角田は『GIVEMESPORT』に対し、渡辺社長の発言について「僕のことをこのように考えてくれているのは、僕を良いドライバーだと認識してくれていることの証明であり、とても良いことです」とポジティブに捉えながらも、次のようにレッドブルへの愛情も強調しながら、移籍の可能性について語っている。
 
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