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格闘技・プロレス

「最高で超刺激的で気持ちのいい夜だったよ」新日本マットで葛西純がジョン・モクスリーとデスマッチ敢行!

どら増田

2023.07.05

葛西純とエル・デスペラードが新日本のマットでタッグを結成。写真:新日本プロレスリング

葛西純とエル・デスペラードが新日本のマットでタッグを結成。写真:新日本プロレスリング

 新日本プロレスはアメリカ版ブランドSTRONGの日本初上陸第1弾『NJPW STRONG INDEPENDENCE DAY』7.4東京・後楽園ホール大会を開催した。メインイベントでは、Exciting Encounter ~刺激的な遭遇~ Doomsday NO DQマッチ、エル・デスペラード&葛西純と、ジョン・モクスリー&ホミサイドが対戦した。
 

 昨年、葛西とデスマッチを行ない、心を通じさせたデスペラードは、今大会でのタッグ結成を直訴。葛西がこれに応じたため、アメリカマットでも見られない夢のカードが実現した。モクスリーの要求により反則裁定なしとなったこの試合。あらゆるデスマッチアイテムが飛び交う中、後楽園ホールは熱狂の渦に巻き込まれていく。普段の新日本では見られない壮絶な流血戦になるも4人の持ち味が十分に発揮されていた。

 特に葛西とモクスリーの絡みが後楽園で見られる有り難さのような空気が会場全体を包み込んでいたのが印象的だ。試合はデスペラードが巨大バケツの上にホミサイドをリバースタイガードライバーで仕留めるとピンチェロコで捕獲しながらフォールが入り3カウント。5日にはモクスリーとシングルマッチで対戦するデスペラードが、前哨戦を制している。

 試合後、デスペラードは「ホミサイド、あんたレジェンドだ。ありがとうな。やっぱ最高だ」とホミサイドに感謝の意を伝えると、葛西にも「デスマッチとかハードコアとか血が出るだとか、んなことどうでもいい!とにかく俺はこれにリスペクトがあるんだ。ありがとう」と感謝。葛西は「デスペ。やっちまってから言うけどよ。キングオブスポーツ、新日本プロレスのリングでこんなことしてあり? 賛否はあるだろうけど、オレっちは新日本プロレスのリングでこの試合ありだと思うよ。最高で超刺激的で気持ちのいい夜だったよ。もう一回、オマエと組んで超刺激をもらいたいんだ」と大葛西コールの中、新日本再登場を匂わす。

 もう一回コールが発生すると、デスペラードは「呼んでいただければいつでも行きます」と葛西が所属しているFREEDOMSへの出陣も辞さない考えを口にした上で「今日いただいた刺激を持って、もう一度アイツ(モクスリー)のことをぶちのめしてやる」とモクスリーとのシングル戦に頭を切り替えていた。

 その他の試合も普段は映像でしか見られない外国人選手たちが躍動し、スターダムからはジュリア、テクラ、向後桃が参戦。STRONG女子王者のウィロー・ナイチンゲールとのタッグマッチを行なうなどバラエティに富んだ大会だった。2日目も逆輸入興行への注目が高まる。

◆新日本プロレス◆
『NJPW STRONG INDEPENDENCE DAY』
2023年7月4日
東京・後楽園ホール
観衆 1433人(札止め)
▼Exciting Encounter ~刺激的な遭遇~ Doomsday NO DQマッチ(60分1本勝負)
○エル・デスペラード&葛西純(18分34秒 片エビ固め)ジョン・モクスリー&ホミサイド●
※リバースタイガードライバーからのピンチェロコ

取材・文⚫︎どら増田
【動画】デスペラード、葛西vsモスクリー、ホミサイドの一戦!

【動画】3団体が集結したプロレスオールスター戦!

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