現地時間７月４日、国際バレーボール連盟（FIVB）が主催する男子の『ネーションズリーグ（VNL）』予選ラウンド第３週で、プール４の第１戦がフィリピン・パサイで行なわれた。世界ランク６位の日本代表は、同22位の中国代表をセットカウント３－２で下し、無傷の９連勝でファイナルラウンド進出を決めた。
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　第１セットは日本が優位に進めたが、24-18のセットポイントから中国に８連続得点され、24-26で奪われる。第２セットは再び中国の鋭いサーブで攻め込まれるも、粘りを見せた日本が25-23で奪い返した。

　第３セットは中国の高い壁に苦しめられ21-25で落としたものの、第４セットは途中出場の宮浦健人が躍動し、25-23で競り勝つ。そして、最終第５セットは好調の宮浦が、最後はバックアタックを叩き込み、15-12でものにした。

　中国のポータルサイト『捜狐』は母国チームの敗戦に、「中国の男子代表チームが日本の男子代表チームと対戦し、２－３で敗戦」と報道。「中国は２度リードしたにもかかわらず、このような結果になって非常に残念だ」と悔しさを滲ませた。
  　続けて、同メディアは中国代表と日本代表の実力差に言及。「日本と力の差があることは重々承知している。我々は最強の布陣ではない」と認めつつも、「第１セットで日本に逆転できたことは大きな自信につながった。今後もこのようなプレーを続ければ、中国の男子バレーも盛り上がりを見せるだろう」と期待を込めた。

　ポーランド行きの切符を手にした日本は、次戦は現地７月７日、世界ランク10位のオランダと対戦する。開幕から唯一全勝を守る龍神NIPPONのプレーに注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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