米メディア『The Sun USA』紙が、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍の幅を広げる“ロシアの妖精”を一大特集だ。2014年の平昌五輪・女子フィギュアスケートで金メダルに輝いたアリーナ・ザギトワである。
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　2019年の秋から国内外の公式大会にいっさい出場していないものの、いまだ正式に引退表明はしていない21歳。それでもロシア国内では圧倒的な美貌と明るい性格、そして旺盛なチャレンジャー精神によって盤石の人気を博しており、インスタグラムのフォロワー数は113万を数える。

『The Sun USA』はザギトワの生い立ちからフィギュアスケーターとしての成功譚をあらためて紹介しつつ、「現在はずいぶん長く競技から遠ざかっている。モスクワでジャーナリズムの学位を取るべく大学にも通っているようだ」と伝える。

　さらにファッション誌のモデルやテレビ司会者を務め、ＣＭにも引っ張りだこだと説明し、「今年初めにはロシアの世界的石油会社であるタトネフチのアンバサダーにも就任した。プーマとも契約を結んでおり、調査会社のデータによると彼女の総資産は500万ドル（約７億1000万円）と推定されている」と報じた。

　そして「若きインフルエンサーはフォロワーが110万を超えるSNSで挑戦的な投稿を展開している。いまや“世界一セクシーなフィギュアスケーター”と称されているのだ。かと思えば、農作業をする様子をファンに公開するなど、その親しみやすさも魅力だ」と記載。バカンス先で撮影されたビキニショットを貼りつけて、フォロワーによる「完璧な10点満点」「息をのむ美しさ」「アリーナ、君はとてもゴージャスだ」といったコメントを書き添えた。
  　最近はボクシングやフェンシングにもトライし、歌手としてステージに立ち、サッカースタジアムでＤＪを担当するなど、予測不能なスーパーマルチぶりが顕著だ。

　老若男女を問わない絶大な人気を誇る一方で、やはりアンチも少なくない。ザギトワ本人は最近のイベントで「以前は悩んだりもしたけど、考え方が変わった」と話し、「批判する人たち、見ず知らずの他人に何を言われようと、私は私の人生を生きるだけだと感じたんです。何をすべきかは私自身が決めることですから」と続けた。

構成●THE DIGEST編集部

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