７月30日に開催される『超RIZIN.2 powered by U-NEXT』（さいたまスーパーアリーナ）に向けたイベントが９日、東京・六本木ヒルズアリーナで行なわれた。

　同イベント内で30日の対戦カードのひとつ、朝倉未来VSヴガール・ケラモフ戦が現在空位となっている「RIZINフェザー級タイトルマッチ」になることが、榊原信行CEOから電撃発表されると、会場に集まったファンから大きな拍手が沸き起こった。

　榊原CEOの思いがけない発表を受け、公開練習の特設リングに上がった朝倉は「ぶっちゃけ、どっちでもいいんです」とクールに答え、「（ケラモフは）かなり強い相手だが、攻略できる相手だと思う」と力強く語った。
  　RIZINフェザー級ベルトはクレベル・コイケが昨年10月に牛久絢太郎を下して新王者となったが、初防衛戦となった６月24日の『RIZIN.43』の鈴木千裕戦で契約体重66キロを守ることができず、計量オーバー。試合前日にベルトが剥奪された。試合はクレベルが勝利を挙げたが、現在同王座は「空位」となっていた。

　朝倉は会場に詰めかけたファンに向かって、「今月末に迫ったRIZINは必ず俺が勝ちます。楽しみにしてください」と自信たっぷりな表情で勝利を約束。最後はサイン入りTシャツとグローブを観客に投げ入れるファンサービスも見せ、会場を後にした。

取材・文●湯川泰佑輝（THE DIGEST編集部）

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