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バレーボール

米伊のレジェンドも日本のエース石川祐希を大絶賛! 初の4強を決めた規格外の得点力に「桁外れなスキルだ」と驚愕【男子バレーVNL】

佳子S.バディアーリ

2023.07.22

スロベニア戦で27得点の爆発を見せた石川。ポーランド戦での躍動に期待したい。(C) Getty Images

スロベニア戦で27得点の爆発を見せた石川。ポーランド戦での躍動に期待したい。(C) Getty Images

 現地7月20日、国際バレーボール連盟(FIVB)が主催する男子の『ネーションズリーグ(VNL)』は、ポーランド・グダニスクで決勝ラウンドが開幕。準々決勝で世界ランク6位の日本代表が、同8位のスロベニア代表と対戦し、セットカウント3-0(26-24、25-18、25-22)で快勝を収め、大会初の準決勝進出を果たした。

 予選2位通過の日本は決勝ラウンドの登録選手に、アウトサイドヒッター(OH)石川祐希、高橋藍、大塚達宣、富田将馬、オポジット(OP)西田有志、宮浦健人、ミドルブロッカー(MB)小野寺太志、山内晶大、高橋健太郎、セッター関田誠大、永露元稀、リベロ山本智大、小川智大の盤石な顔ぶれに加え、予選3週目のメンバーからMBエバデダン・ラリーが外れ、20歳のOP西山大翔を今大会で初選出した。

 予選7位のスロベニアは、8強入りしたフランスとアルゼンチンを予選で下し、ポーランドには惜しくも敗れたが、2セットを先取して世界1位を追い込んだ。主将のOHティネ・ウルナウトは昨季のジェイテクトSTINGSで西田とチームメート。また、石川とは、イタリア・セリエAのミラノでMBヤン・コザメルニクとともに2021年CEVチャレンジャー・カップで優勝を果たし、クラブに欧州初タイトルをもたらした盟友でもある。30歳台半ばのベテラン勢が支えるチームを、19歳で2021-22シーズンの同リーグ得点王に輝いたOHロック・モジッチが盛り立てる。
 
 4強入りを狙う日本は、OHに主将の石川と高橋(藍)、OP西田、MB小野寺と山内、セッター関田とリベロ山本を先発に起用。欧州選手権の2大会連続ファイナリストに挑んだ。

 試合は、バックアタックで先制点をもたらした石川が、レフトから2得点、1枚ブロックにエースと、序盤からアクセル全開。3点のリードで迎えた中盤に相手が追い上げるが、そこでも石川が躍動する。フェイクセットで西田のブロックアウトを演出してすぐさま同点。さらに、自らの打球で続けざまにラリーを制して優勢を取り戻す。僅差のリードで迎えた終盤、日本はレセプションで安定を欠き、失セットの危機に直面。だが、石川がネット際で粘りデュースとする。高橋藍が後衛からツーアタックでセットポイントを奪ったところで、途中出場の宮浦が好判断。ブロックを下げると、スロベニアのアタックがラインを割り、日本が試合を先行した。

 第2セットは高橋藍のサーブで序盤に3連続ブレークの後、相手がミスを連発すると、石川がこのセット2本目のブロックなど3連続得点でたたみ掛ける。5点ビハインドのスロベニアは選手交代を試みるが、日本の精巧な守備と緩急を効かせた攻撃に苦戦。以降も順調に追加点を重ねて中盤にリードを7点まで広げる。終盤、3失点に見舞われるも集中を維持。ブロック1本を含む山内の2得点で呼び込んだセットポイントを、高橋藍がバックアタックでモノにして勝利に王手をかけた。

 戦況打開を狙うスロベニアは第3セットでモジッチをOPに起用。それでも、日本の勢いは止まらない。石川が試合4本目のブロックなど開始から間もなく3連続得点。関田のサーブでブレークを成功させて序盤をリードする。ウルナウトの連続得点で中盤に点差を詰めた相手を、コートを網羅する守備と冴えわたる石川の攻撃で突き放す。終盤に投入した宮浦のブロックアウトでマッチポイントを握り、石川の鮮やかなバックアタックで日本が快勝。目標であった大会初の4強入りを達成した。
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