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大橋悠依が200m個人メドレーで決勝進出!16歳・成田実生は準決勝で姿消す【世界水泳】

湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

2023.07.23

200m個人メドレー準決勝に出場した大橋は5位で決勝に進出した。(C)Getty Images

 福岡県のマリンメッセ福岡で開催されている水泳の世界一決定戦「世界水泳」は、いよいよ今日から競泳がスタートした。7月23日は女子200m個人メドレー準決勝が行なわれ、東京五輪個人メドレー2冠の大橋悠依が決勝に進出した。

 割れんばかりの大歓声のなか、準決勝2組に登場した大橋は2レーン、16歳の成田実生は大外の8レーンで臨んだ。大橋は昨年の世界水泳後は400メートル個人メドレーには出場せず、今大会はこの200メートル1本に全集中。初出場だった2017年大会では銀メダルを獲得した得意種目である。
 
 五輪女王は、粘りのある泳ぎでトップを争った中国の余依婷(ユ・イティン)に食らいつき、2分10秒32でフィニッシュ。全体5位で24日のファイナルに進出を果たした。

 一方、代表最年少の高校2年生・成田は大舞台を楽しむかのように笑顔で入場。スタンドに詰めかけた大勢の観客に手を振って応えた。

 レースが始まると初出場とは思えない伸びのある泳ぎを披露する場面もあったが、後半になるにつれ後続との差がだんだん開いてしまった。2分12秒24(12位)に終わり、惜しくも決勝の舞台には進めなかった。

取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

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