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「不甲斐ないレース」競泳ニッポン主将・入江陵介がまさかの予選敗退!「今はちょっと心の整理がつかない」と呆然【世界水泳】

湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

2023.07.24

入江は100m背泳ぎ予選に出場したが、準決勝進出を逃した。(C)Getty Images

入江は100m背泳ぎ予選に出場したが、準決勝進出を逃した。(C)Getty Images

 競泳ニッポンの主将が、予選敗退に終わった。

 代表最年長・33歳の入江陵介が7月24日、福岡県のマリンメッセ福岡で開催されている「世界水泳」の男子100m背泳ぎの予選に出場。53秒98で全体18位となり、夜の準決勝に進出できなかった。

 予選6組で登場した入江には、会場から大きな拍手が送られ、観客もセミファイナル進出を期待していた。隣のレーンには、2016年リオ五輪の背泳ぎ2冠ライアン・マーフィー(米国)がいたとはいえ、本来の伸びが最後まで見られず、声援に応えることができなかった。
 
 レース後は「不甲斐ないレース。仕方ないのかな」と語るが失望感は強く、「今はちょっと心の整理がつかない」と呆然とした様子。今大会は200メートルを回避して、個人種目は100メートルのみ。残りは30日のメドレーリレーに出場予定だ。

 悔しい結果になったとはいえ、「まだ来年まで続ける気持ちはある」とパリ五輪を見据えている気持ちに変わりはない。さらに競泳ニッポンを引っ張る主将としての責任感もある。「今は心の整理がつかないけど、まだレースがあるので。切り替えられる範囲でしっかりと切り替えていきたい」と前を向いた。

取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

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