水泳の世界一決定戦「世界水泳」が、福岡県のマリンメッセ福岡で熱戦が繰り広げられている。日本人選手の活躍もさることながら、世界のトップスイマーの泳ぎに多くの歓声が連日送られている。そんななか、競泳2日目に目を疑うような珍事が起きた。
7月24日、最初の決勝種目である男子100メートル平泳ぎ決勝。中国のカン・タイヨウが57秒69で金メダルに輝いたが、なんと58秒72の同タイムでニコロ・マルティネンギ(イタリア)、アルノ・カミンハ(オランダ)、ニック・フィンク(米国)の3人が同着。銀メダルを獲得し、電光掲示板には「2位」が3つも点灯したのだ。
会場の結果アナウンスで気付いた観客も、珍しい決着に騒然。選手らはゴール後、お互いに健闘を称え合い、表彰式では仲良く2位の台に立ち、記念撮影では3つの銀メダルを掲げて喜びを分かち合った。
この光景に英国のレジェンドスイマーで、1980年モスクワ五輪400メートル個人メドレーで銀メダルを獲得したシャロン・デイヴィス氏も仰天。自身のツイッターに男子100メートル平泳ぎの結果を共有すると、「なんてことだ!銀メダルのトリプルは私の水泳キャリアの中でも、これまで一度も見たことがありません!」と唖然。「初めて見た結果だ」と付け足した。
世界水泳で3人が同じ色のメダルを獲得するのは、2015年のカザン大会(ロシア)女子200メートル平泳ぎでの銅メダル以来だが、銀メダル3つは史上初めて。22年ぶりに福岡に帰ってきた世界水泳に新たなページが刻まれた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】世界水泳で史上初めて銀メダリストが3人誕生!
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7月24日、最初の決勝種目である男子100メートル平泳ぎ決勝。中国のカン・タイヨウが57秒69で金メダルに輝いたが、なんと58秒72の同タイムでニコロ・マルティネンギ(イタリア)、アルノ・カミンハ(オランダ)、ニック・フィンク(米国)の3人が同着。銀メダルを獲得し、電光掲示板には「2位」が3つも点灯したのだ。
会場の結果アナウンスで気付いた観客も、珍しい決着に騒然。選手らはゴール後、お互いに健闘を称え合い、表彰式では仲良く2位の台に立ち、記念撮影では3つの銀メダルを掲げて喜びを分かち合った。
この光景に英国のレジェンドスイマーで、1980年モスクワ五輪400メートル個人メドレーで銀メダルを獲得したシャロン・デイヴィス氏も仰天。自身のツイッターに男子100メートル平泳ぎの結果を共有すると、「なんてことだ!銀メダルのトリプルは私の水泳キャリアの中でも、これまで一度も見たことがありません!」と唖然。「初めて見た結果だ」と付け足した。
世界水泳で3人が同じ色のメダルを獲得するのは、2015年のカザン大会(ロシア)女子200メートル平泳ぎでの銅メダル以来だが、銀メダル3つは史上初めて。22年ぶりに福岡に帰ってきた世界水泳に新たなページが刻まれた。
構成●THE DIGEST編集部
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