福岡で開催されている世界水泳。水球のオーストラリア代表ティリー・カーンズがインスタグラムに公開した１本の動画が大きな波紋を広げている。

【動画】豪選手の胸に残った“引っ搔き傷”をチェック

　７月20日に行なわれた予選ラウンドの中国戦で、オーストラリアは11対７で勝利を収めた。試合後、カーンズは競技前に実施されるはずの「爪のチェックなし」事実を明かしたうえで、胸に出来た複数の傷跡を披露した。
  　動画でカーンズは、「中国と対戦するのが大好き。私のお気に入りの対戦相手」と皮肉交じりに口にしている。元代表のデビー・ワトソン氏は「ベタジン（消毒薬）を持っていることを願う」と心配を寄せると、ファンは「酷い話だ」「野蛮だ」「犬に引っ掻かれたようだ」「肘鉄砲を喰らわせろ」などと物議を醸した。

　水中の格闘技と称され激しく相手と接触する競技だけに、相手の故意があったかどうかは定かではない。だが複数の線が強く痛々しく残っていることからも、相手の故意によるものと捉える見方は強いようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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