先日閉幕したバレーボール三大国際大会の一つ『ネーションズリーグ』で3位に輝き、日本に46年ぶりのメダルをもたらした龍神NIPPON。16か国の代表が死闘を繰り広げたその大会で、破格のパフォーマンスを見せつけた主将・石川祐希が、バレーボール大国のレジェンドをも魅了している。
全日程を終えた大会最終日、最も優れた活躍をした各ポジションの選手、計6名を選抜する"ドリームチーム"が発表され、石川がベストアウトサイドヒッターに選出された。
この功績の凄さを表しているのは、登壇した選手たちの顔ぶれだ。優勝国ポーランドから選出されたベストアウトサイドヒッターの主将アレクサンデル・シリカフ、ベストブロッカーのヤクブ・コハノフスキ、ベストオポジットのウーカシュ・カチュマレク、MVPとベストリベロを同時受賞したパヴウ・ザルトスキは、世界選手権を始め代表で数々のメダルを獲得。クラブでも複数のタイトルを手にし、欧州の頂点を経験している面々だ。
準優勝の米国代表から選ばれたベストセッターのマイカ・クリステンソンとベストブロッカーのディビット・スミスも同様に、クラブと代表でこれまで幾度も表彰台に上り、五輪では2016年リオ大会で銅メダルを獲得。全員が大舞台でMVPなど個人賞を受賞してきたトップ選手たちだ。
石川は、代表として今回が初のメダル獲得。クラブでは欧州下部大会での1タイトルのみでリーグ優勝へはまだ道半ばだ。だが、各国主力選手の名前が連なる大会個人ランクで、スコアとアタックの2冠、レシーブで2位とエースでも3位。このずば抜けた成績を見れば、日本代表の銅メダル獲得に多大に貢献したことは明白だ。ベストシックス入りの快挙は、背番号14が個として世界に認められた証。トロフィーを抱いて豪華なメンバーと並ぶ姿からは、ワールドクラスの風格が漂っていた。
イタリアリーグ・セリエAで8シーズンにわたり石川の成長を見守ってきた90年代黄金期のイタリア代表メンバー、アンドレア・ゾルジ氏は、パリ五輪前に石川が飛躍することを1年前に予見。当時のインタビューで、「ユウキが現在のレベルを続けられたら爆発的に進化する。キーワードは"継続"だ」と語っていた。その言葉通り、所属先のミラノで高いクオリティを維持した昨シーズンは、プレーオフで快進撃の立役者となり初の4強入り。スクデット争いへあと半歩に迫り、強豪が誰よりも警戒する存在となった。
全日程を終えた大会最終日、最も優れた活躍をした各ポジションの選手、計6名を選抜する"ドリームチーム"が発表され、石川がベストアウトサイドヒッターに選出された。
この功績の凄さを表しているのは、登壇した選手たちの顔ぶれだ。優勝国ポーランドから選出されたベストアウトサイドヒッターの主将アレクサンデル・シリカフ、ベストブロッカーのヤクブ・コハノフスキ、ベストオポジットのウーカシュ・カチュマレク、MVPとベストリベロを同時受賞したパヴウ・ザルトスキは、世界選手権を始め代表で数々のメダルを獲得。クラブでも複数のタイトルを手にし、欧州の頂点を経験している面々だ。
準優勝の米国代表から選ばれたベストセッターのマイカ・クリステンソンとベストブロッカーのディビット・スミスも同様に、クラブと代表でこれまで幾度も表彰台に上り、五輪では2016年リオ大会で銅メダルを獲得。全員が大舞台でMVPなど個人賞を受賞してきたトップ選手たちだ。
石川は、代表として今回が初のメダル獲得。クラブでは欧州下部大会での1タイトルのみでリーグ優勝へはまだ道半ばだ。だが、各国主力選手の名前が連なる大会個人ランクで、スコアとアタックの2冠、レシーブで2位とエースでも3位。このずば抜けた成績を見れば、日本代表の銅メダル獲得に多大に貢献したことは明白だ。ベストシックス入りの快挙は、背番号14が個として世界に認められた証。トロフィーを抱いて豪華なメンバーと並ぶ姿からは、ワールドクラスの風格が漂っていた。
イタリアリーグ・セリエAで8シーズンにわたり石川の成長を見守ってきた90年代黄金期のイタリア代表メンバー、アンドレア・ゾルジ氏は、パリ五輪前に石川が飛躍することを1年前に予見。当時のインタビューで、「ユウキが現在のレベルを続けられたら爆発的に進化する。キーワードは"継続"だ」と語っていた。その言葉通り、所属先のミラノで高いクオリティを維持した昨シーズンは、プレーオフで快進撃の立役者となり初の4強入り。スクデット争いへあと半歩に迫り、強豪が誰よりも警戒する存在となった。
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