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格闘技・プロレス

「敗北から復帰できる」井上尚弥に屈したフルトンを元4階級王者が援護!“消極姿勢”を指摘された非難に怒りの反論「クソ野郎どもが!」

THE DIGEST編集部

2023.07.28

無敗の2団体統一王者フルトン(左)が井上に敗れ、米国内で批判が集まると、元4階級王者のブローナー(右)が援護した。(C) Getty Images

無敗の2団体統一王者フルトン(左)が井上に敗れ、米国内で批判が集まると、元4階級王者のブローナー(右)が援護した。(C) Getty Images

 7月25日、ボクシングのWBC・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチで、挑戦者の井上尚弥(大橋)が2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に8回TKO勝ちを収め、4階級制覇を果たした。

 日本列島を熱狂させた世紀の一戦は世界中のボクシングファンだけでなく、海外メディアも熱い視線を注ぎ、井上が無敗の王者をリングに沈めた衝撃的な勝ち方は、フルトンの母国でも大きな話題となり、思わぬところで波紋が広がっている。

 米ボクシング専門サイト『Boxing News 24』によると、元4階級世界王者の33歳エイドリアン・ブローナーが日本人ファイターに敗れたフルトンに対し、「彼はまだ終わっていない。この敗北から復帰できると信じている」と激励の言葉を送った。

 というのも、フルトンは母国のファンから、井上との世界戦であまり手数を出さずに弱気と思えるような戦い方をしたと叩かれていた。「フルトンはナオヤ・イノウエとの戦いを恐れていた。必要に応じて攻撃に出ることを望まないように見えた」とし、一部SNSで消極的な姿勢だと批判を浴びていたのだ。
 
 井上に8回TKOで敗れたことに反応した米ファンの容赦ない非難に対し、元世界王者は「何も言うつもりはなかったけど、言わざるを得ない。ひどい投稿をたくさん見かける」とフルトンに向けた誹謗中傷に我慢できず、「彼らは人生でボクシンググローブを一度も着用したことがないから言えるんだ。彼らは決して四角いリングの中に飛び込んだわけではない」と反論。最後に「クソ野郎どもが!」とSNSに吐き捨てた。

 アメリカ国内で発生した元4階級王者と米ファンとの舌戦。それだけ、無敗同士の激闘は大きな反響があり、フルトンを攻略した井上の衝撃的な強さ、戦いぶりに注目が集まった形となった。

構成●THE DIGEST編集部

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