F1第13戦のベルギー・グランプリで、アルファタウリの角田裕毅は10位入賞を飾り、第4戦アゼルバイジャンGP以来となるポイント獲得を果たした。
ここ数戦はポイント圏内に迫ることもできずにおり、1週間前のハンガリーGPではニック・デ・フリースに代わってシートを得たダニエル・リカルドの復帰初戦で予選、決勝ともに後塵を拝するなど、厳しい状況に置かれていたが、週末を通して悪天候に見舞われたスパでは予選で11番手につけ、決勝では見事なスタートで順位を上げて、強力なライバル相手にも好バトルを展開するなど、多くの見せ場を作った上に何よりも欲しかったポイントをチームに持ち帰った。
土曜日のスプリントは終始低調なものとなったが、それを補う結果を金曜日、日曜日に残し、パフォーマンスも申し分なかった日本人ドライバーには、各国のメディアも軒並み高評価を下している。イギリスのF1専門サイト『PLANETF1.COM』は10点満点の採点で「9」という、優勝したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に次ぐ高い数字を与え、寸評も以下のように終始ポジティブなものとなった。
「一時は大きく順位を上げ、最後は素晴らしいドライビングでポイントを守り切ってチェッカーフラッグを受けた。週末を通してペースを保ち、それは少なくとも、今季3度目となる入賞に値するものだった。望みを持たせる予選の後、日曜日に素晴らしいパフォーマンスを披露。残りのシーズンでも良いことがあるのではないだろうか」
同国のモータースポーツ専門サイト『CRASH』は「リカルドって誰? 角田がスパで反撃」とチームメイトを引き合いに出した少々“意地悪”な見出しをつけ、「スパでの日曜日に素晴らしいパフォーマンスを発揮。アグレッシブな走りで、一時は6番手まで浮上したが、メルセデス、マクラーレン、アルピーヌに比べてペースが足りなかったため、必然的に順位を落とすこととなった」と称賛し、こちらも採点は「9」としている。
『TOTAL MOTORSPORT』の採点は「7.5」で、「トリッキーな2つの週末(イギリス、ハンガリーGP)を経て、角田がスパで見事に立ち直った。決勝では最高6番手を走り、終盤には猛チャージをかけてきたピエール・ガスリー(アルピーヌ)相手に堅守を見せ、しっかりとポイントを獲得した」と総括。また、「8.5」の高採点を与えた『MOTORSPORT WEEK』は、以下のように角田の週末を振り返った。
「ハンガリーで復帰初戦のリカルドの後塵を拝した後、角田はサマーブレイク前の最終戦で素晴らしいパフォーマンスを見せる必要があった。スプリントでは再び敗れたものの、日曜日は経験豊富なパートナーより8つも上のグリッドからスタートし、最も重要な場面で好成績を収めた。怒涛のオープニングラップで順位を大きく上げるも、その後はアルファタウリのスピード不足が露呈して後退を余儀なくされるも、10位を堅守し、チームにとって重要なポイントを獲得した」
ここ数戦はポイント圏内に迫ることもできずにおり、1週間前のハンガリーGPではニック・デ・フリースに代わってシートを得たダニエル・リカルドの復帰初戦で予選、決勝ともに後塵を拝するなど、厳しい状況に置かれていたが、週末を通して悪天候に見舞われたスパでは予選で11番手につけ、決勝では見事なスタートで順位を上げて、強力なライバル相手にも好バトルを展開するなど、多くの見せ場を作った上に何よりも欲しかったポイントをチームに持ち帰った。
土曜日のスプリントは終始低調なものとなったが、それを補う結果を金曜日、日曜日に残し、パフォーマンスも申し分なかった日本人ドライバーには、各国のメディアも軒並み高評価を下している。イギリスのF1専門サイト『PLANETF1.COM』は10点満点の採点で「9」という、優勝したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に次ぐ高い数字を与え、寸評も以下のように終始ポジティブなものとなった。
「一時は大きく順位を上げ、最後は素晴らしいドライビングでポイントを守り切ってチェッカーフラッグを受けた。週末を通してペースを保ち、それは少なくとも、今季3度目となる入賞に値するものだった。望みを持たせる予選の後、日曜日に素晴らしいパフォーマンスを披露。残りのシーズンでも良いことがあるのではないだろうか」
同国のモータースポーツ専門サイト『CRASH』は「リカルドって誰? 角田がスパで反撃」とチームメイトを引き合いに出した少々“意地悪”な見出しをつけ、「スパでの日曜日に素晴らしいパフォーマンスを発揮。アグレッシブな走りで、一時は6番手まで浮上したが、メルセデス、マクラーレン、アルピーヌに比べてペースが足りなかったため、必然的に順位を落とすこととなった」と称賛し、こちらも採点は「9」としている。
『TOTAL MOTORSPORT』の採点は「7.5」で、「トリッキーな2つの週末(イギリス、ハンガリーGP)を経て、角田がスパで見事に立ち直った。決勝では最高6番手を走り、終盤には猛チャージをかけてきたピエール・ガスリー(アルピーヌ)相手に堅守を見せ、しっかりとポイントを獲得した」と総括。また、「8.5」の高採点を与えた『MOTORSPORT WEEK』は、以下のように角田の週末を振り返った。
「ハンガリーで復帰初戦のリカルドの後塵を拝した後、角田はサマーブレイク前の最終戦で素晴らしいパフォーマンスを見せる必要があった。スプリントでは再び敗れたものの、日曜日は経験豊富なパートナーより8つも上のグリッドからスタートし、最も重要な場面で好成績を収めた。怒涛のオープニングラップで順位を大きく上げるも、その後はアルファタウリのスピード不足が露呈して後退を余儀なくされるも、10位を堅守し、チームにとって重要なポイントを獲得した」