8月4日、陸上の全国高校総体(インターハイ)の女子800メートル準決勝が行なわれ、昨年の全中覇者である久保凛(東大阪大敬愛)が2分6秒23を記録。3組トップフィニッシュを飾り、全体1位で準決勝進出を決めた。
【画像】ハイレベルな争いが繰り広げられたインターハイ女子800m準決勝!ドルーリー朱瑛里は決勝進出を逃す
1500mで銅メダルを獲得した1年生ドルーリー朱瑛里(津山)が準決勝2組で4着となり敗退するなか、もうひとりのルーキーが競技場を沸かせた。序盤から前に出た久保は1周目を63秒で通過。西田有里(草津東)が猛追するなか、ペースを落とさず最後まで逃げ切った。
初のインターハイながら強気なレース運びを見せた15歳は、日本の中長距離界のスターを目標にしている。憧れの選手を問われると「田中希実選手」と目を輝かせながら答え、「色んな種目に挑戦し、日本記録を出していて、気持ちが強いんだろうなと。凄いなと憧れます」と口にした。
そんな彼女は、これまで同学年のライバルであるドルーリーに負け越していた。昨年のU16のジュニアオリンピック1000メートルでは4秒以上の差をつけられ、今年1月の全国都道府県駅伝では共に3区(3キロ)を走るも、区間タイムは19秒も違った。それだけに「中学校のときは全然足元にも及ばないぐらいだった」と振り返り、「高校になってから練習を積むにつれて、少し近づけたかなと思います」と自信を得た様子だ。
同種目の決勝は5日13時35分に開始だ。久保は「初めてのインターハイなので楽しむことと、しっかり勝つ気持ちを持って、優勝を目指して頑張りたい」と抱負を述べた。
取材・文●永野祐吏(THE DIGEST編集部)
【関連記事】ドルーリー朱瑛里は4レース目で“疲労ピーク”!800m準決勝敗退に悔しさあらわ「自分の力を出し切れなかった」【インターハイ】
【関連記事】「注目され過ぎるのは好きではない」15歳のドルーリー朱瑛里、“報道のプレッシャー”に苦悩を吐露。岡山陸協は「大事に育てたい」
【関連記事】「過剰に反応しないで」ドルーリー朱瑛里の“過熱報道”に同郷の新谷仁美が言及!「成長を見守る体制をとってほしい」
【画像】ハイレベルな争いが繰り広げられたインターハイ女子800m準決勝!ドルーリー朱瑛里は決勝進出を逃す
1500mで銅メダルを獲得した1年生ドルーリー朱瑛里(津山)が準決勝2組で4着となり敗退するなか、もうひとりのルーキーが競技場を沸かせた。序盤から前に出た久保は1周目を63秒で通過。西田有里(草津東)が猛追するなか、ペースを落とさず最後まで逃げ切った。
初のインターハイながら強気なレース運びを見せた15歳は、日本の中長距離界のスターを目標にしている。憧れの選手を問われると「田中希実選手」と目を輝かせながら答え、「色んな種目に挑戦し、日本記録を出していて、気持ちが強いんだろうなと。凄いなと憧れます」と口にした。
そんな彼女は、これまで同学年のライバルであるドルーリーに負け越していた。昨年のU16のジュニアオリンピック1000メートルでは4秒以上の差をつけられ、今年1月の全国都道府県駅伝では共に3区(3キロ)を走るも、区間タイムは19秒も違った。それだけに「中学校のときは全然足元にも及ばないぐらいだった」と振り返り、「高校になってから練習を積むにつれて、少し近づけたかなと思います」と自信を得た様子だ。
同種目の決勝は5日13時35分に開始だ。久保は「初めてのインターハイなので楽しむことと、しっかり勝つ気持ちを持って、優勝を目指して頑張りたい」と抱負を述べた。
取材・文●永野祐吏(THE DIGEST編集部)
【関連記事】ドルーリー朱瑛里は4レース目で“疲労ピーク”!800m準決勝敗退に悔しさあらわ「自分の力を出し切れなかった」【インターハイ】
【関連記事】「注目され過ぎるのは好きではない」15歳のドルーリー朱瑛里、“報道のプレッシャー”に苦悩を吐露。岡山陸協は「大事に育てたい」
【関連記事】「過剰に反応しないで」ドルーリー朱瑛里の“過熱報道”に同郷の新谷仁美が言及!「成長を見守る体制をとってほしい」