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格闘技・プロレス

「もうノアはお腹いっぱい」オカダ・カズチカが清宮海斗の”心意気”評価も『経験の差』を強調「新日本が、自分がプロレス界トップ」

どら増田

2023.02.22

GHC王者である清宮を退けたオカダはノアとの団体対抗戦は今回で終戦することを宣言した。写真:鈴木颯太朗

GHC王者である清宮を退けたオカダはノアとの団体対抗戦は今回で終戦することを宣言した。写真:鈴木颯太朗

 団体を背負うエース同士のプライドが火花を散らした。

 プロレスリング・ノアは『KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING “LAST” LOVE~HOLD OUT~』2.21東京ドーム大会を開催。セミファイナルでは、新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカと、ノアのGHCヘビー級王者の清宮海斗による新日本とノアの頂上対決が実現した。

 ノンタイトルマッチながら、結果が気になる大一番。オカダはノアの若きエースを視界に入れてないようだが、直前会見をドタキャンするなど清宮に揺さぶりを見せ、この試合を迎えた。

 まず、GHCヘビー級のベルトを巻いた清宮が入場。続いてノアマットにもかかわらず、レインメーカードルが降り注ぐ中、威風堂々とオカダが入場する。

 試合は当日になり、30分1本勝負から時間無制限1本勝負に変更された。新日本1.21神奈川・横浜アリーナ大会で、清宮から顔面キックを受けて傷口を背負ったオカダは、まだ怒りが収まらないのか表情は強張ったまま。清宮の猛攻にもオカダは倒れない。場外戦では、オカダがDDTを放ち、清宮はなかなか立ち上がれなかった。
 
 オカダの蹴りにエルボーを連打しオカダを崩していく清宮だったが、オカダは早くもダイビングエルボードロップからレインメーカーポーズ。これにはノアファンからブーイングが起こる。

 清宮は何とかエルボーでペースを掴みにいくも、場外では力強くフェンスにオカダをぶつけると、DDT狙いのオカダをブレーンバスターで切り返して、鉄柵超えのトペ・コンヒーロを放った。

 リングに戻ると、ミサイルキックからジャーマンスープレックスホールドもカウントは2。タイガースープレックスを狙うも、踏ん張ったオカダはブラックジャックで切り抜ける。

 レインメーカーをジャンピングニーで迎撃すると、清宮はドロップキックを連発。さらに、腕を狙ったミサイルキックに悶絶するオカダ。清宮はシャイニングウィザード2連発を放つが、カウント2で返す。
 
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