完全に鎮火しつつあったところに、ふたたび自身の手で油を注いだ格好だ。
現地8月5日、元韓国女子バレーボール代表のセッターであるイ・ダヨンが仁川国際空港でメディアの取材に応じた。その場で赤裸々に語った"いまさらの真相暴露"を全国紙『東亜日報』やニュースメディア『OSEN』が伝えている。
【画像】イ・ジェヨン&ダヨン姉妹の貴重画像! 17歳、プロ入り決定直後の2ショット写真はこちら!
すべての始まりは2021年2月、韓国最大規模のコミュニティサイトで告発されたいじめ被害の実態だった。当時、韓国女子バレーボールの人気を牽引していたイ・ジェヨン&ダヨンの双子姉妹が、学生時代に同級生たちへ凄惨な暴力や暴言、恐喝などを行なっていた事実が明らかとなったのである。一大スキャンダルとして大々的に報じられた。
姉妹のステータスは一夜にして失墜。一時は謝罪の文章をSNS上に載せたがすぐに取り下げて封鎖すると、ファンの怒りは沸点に達する。被害者を敵対視するような態度を前面に押し出してしまい、国中で大バッシングの嵐が吹き荒れた。所属する興国生命ピンクスパイダーズは国内リーグの無期限出場停止処分を決め、韓国バレーボール連盟は代表チームからの追放を言い渡したのだ。目標にしていた東京五輪出場への道も完全に断たれた。
その後は妹ダヨンの私生活を巡るスキャンダルも暴露され、被害者を逆告訴するなど国民の反感を買い続けた。直接謝罪する意思を示しつつも具体的な行動を起こさないまま。姉妹は国内での競技続行は不可能だと判断し、21年10月、逃げるように新天地のギリシャへと旅立った。
ダヨンはその後、欧州のクラブを転々。今夏にフランスのボレロ・ル・カネへの入団が決まり、出国するために空港を訪れた。そこで報道陣を前に「今日は誤って伝えられてきた部分を正すために出てきた」と決意を示し、次のように言葉を続けたのである。
「私の過去の過ちによって、(姉の)イ・ジェヨンはいまだプレーできていない。同級生たちと喧嘩になったとき、ジェヨンはもともとその場にはいなかったのです。にもかかわらず、被害を受けることになってしまった。どうか私と双子というだけで、ジェヨンを同じように見ないでほしい。これから矢印は私にだけ向けてほしい。もうこれ以上、ジェヨンが私のせいでプレーできないのは耐えられないのです」
姉ジェヨンはPAOK在籍時に深刻なヒザの怪我を負って緊急帰国。そのままPAOKは退団となり、怪我が完治してからは韓国国内でのプレーを望んだが、世論の反発もあって実戦復帰は叶わず。およそ1年半も無所属の状態でコートに立っていない。そんな姉の窮状を見かねて、ダヨンは国民と報道陣に理解を求めたのだ。
現地8月5日、元韓国女子バレーボール代表のセッターであるイ・ダヨンが仁川国際空港でメディアの取材に応じた。その場で赤裸々に語った"いまさらの真相暴露"を全国紙『東亜日報』やニュースメディア『OSEN』が伝えている。
【画像】イ・ジェヨン&ダヨン姉妹の貴重画像! 17歳、プロ入り決定直後の2ショット写真はこちら!
すべての始まりは2021年2月、韓国最大規模のコミュニティサイトで告発されたいじめ被害の実態だった。当時、韓国女子バレーボールの人気を牽引していたイ・ジェヨン&ダヨンの双子姉妹が、学生時代に同級生たちへ凄惨な暴力や暴言、恐喝などを行なっていた事実が明らかとなったのである。一大スキャンダルとして大々的に報じられた。
姉妹のステータスは一夜にして失墜。一時は謝罪の文章をSNS上に載せたがすぐに取り下げて封鎖すると、ファンの怒りは沸点に達する。被害者を敵対視するような態度を前面に押し出してしまい、国中で大バッシングの嵐が吹き荒れた。所属する興国生命ピンクスパイダーズは国内リーグの無期限出場停止処分を決め、韓国バレーボール連盟は代表チームからの追放を言い渡したのだ。目標にしていた東京五輪出場への道も完全に断たれた。
その後は妹ダヨンの私生活を巡るスキャンダルも暴露され、被害者を逆告訴するなど国民の反感を買い続けた。直接謝罪する意思を示しつつも具体的な行動を起こさないまま。姉妹は国内での競技続行は不可能だと判断し、21年10月、逃げるように新天地のギリシャへと旅立った。
ダヨンはその後、欧州のクラブを転々。今夏にフランスのボレロ・ル・カネへの入団が決まり、出国するために空港を訪れた。そこで報道陣を前に「今日は誤って伝えられてきた部分を正すために出てきた」と決意を示し、次のように言葉を続けたのである。
「私の過去の過ちによって、(姉の)イ・ジェヨンはいまだプレーできていない。同級生たちと喧嘩になったとき、ジェヨンはもともとその場にはいなかったのです。にもかかわらず、被害を受けることになってしまった。どうか私と双子というだけで、ジェヨンを同じように見ないでほしい。これから矢印は私にだけ向けてほしい。もうこれ以上、ジェヨンが私のせいでプレーできないのは耐えられないのです」
姉ジェヨンはPAOK在籍時に深刻なヒザの怪我を負って緊急帰国。そのままPAOKは退団となり、怪我が完治してからは韓国国内でのプレーを望んだが、世論の反発もあって実戦復帰は叶わず。およそ1年半も無所属の状態でコートに立っていない。そんな姉の窮状を見かねて、ダヨンは国民と報道陣に理解を求めたのだ。