現地8月19日、陸上の世界選手権がハンガリー・ブダベストで開幕した。大会初日は注目の男子100メートル予選が行なわれ、前回大会で日本人初となる7位入賞を果たしたサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)、今年の日本選手権覇者である坂井隆一郎(大阪ガス)、そしてこの種目初代表となる栁田大輝(東洋大)の3人が登場した。
100メートルは各組上位3着と、4着以下のタイム上位3人が準決勝に進出する。日本勢のトップバッターは坂井。日本王者は4組目の2レーンにつくと、低い姿勢から持ち味であるカミソリスタートを炸裂させる。中盤まで先頭を切っていたが、後半かわされ5位でフィニッシュ。タイムは10秒22で2大会連続準決勝進出を逃した。
6組目にはサニブラウンが4レーンに、8レーンには東京五輪金メダルのラモント・マルセル・ジェイコブス(イタリア)が入った。強敵がいるなか、サニブラウンは大きなストライドで中盤からぐんぐんスピードを上げ、見事1位でゴールイン。10秒07のシーズンベストを叩き出す好タイムで準決勝に駒を進めた。
そして最終7組目に登場した栁田は6レーン、同組2レーンには2019年ドーハ大会の金メダリストであるクリスチャン・コールマン(米国)、4レーンに実力者アカニ・シンビネ(南アフリカ)という格上が集うなか、20歳のホープは初の大舞台にも臆することなく好スタートを切ると、コールマンとシンビネに食らいついて3位(10秒20)。電光掲示板に予選通過の「Q」が点灯した。
海外勢では前回王者のフレッド・カーリー(米国)が9秒99、200mの絶対王者ノア・ライルズ(米国)が9秒95で順調に予選を突破し、セミファイナルに進出している。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】サムライ3人衆が躍動!男子100m予選をチェック
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100メートルは各組上位3着と、4着以下のタイム上位3人が準決勝に進出する。日本勢のトップバッターは坂井。日本王者は4組目の2レーンにつくと、低い姿勢から持ち味であるカミソリスタートを炸裂させる。中盤まで先頭を切っていたが、後半かわされ5位でフィニッシュ。タイムは10秒22で2大会連続準決勝進出を逃した。
6組目にはサニブラウンが4レーンに、8レーンには東京五輪金メダルのラモント・マルセル・ジェイコブス(イタリア)が入った。強敵がいるなか、サニブラウンは大きなストライドで中盤からぐんぐんスピードを上げ、見事1位でゴールイン。10秒07のシーズンベストを叩き出す好タイムで準決勝に駒を進めた。
そして最終7組目に登場した栁田は6レーン、同組2レーンには2019年ドーハ大会の金メダリストであるクリスチャン・コールマン(米国)、4レーンに実力者アカニ・シンビネ(南アフリカ)という格上が集うなか、20歳のホープは初の大舞台にも臆することなく好スタートを切ると、コールマンとシンビネに食らいついて3位(10秒20)。電光掲示板に予選通過の「Q」が点灯した。
海外勢では前回王者のフレッド・カーリー(米国)が9秒99、200mの絶対王者ノア・ライルズ(米国)が9秒95で順調に予選を突破し、セミファイナルに進出している。
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