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サニブラウン9秒97の自己記録タイ!伸びのある走りで“2大会連続”で決勝進出を決める【世界陸上】

THE DIGEST編集部

2023.08.20

ブダペストの地で好記録を連発しているサニブラウン。(C)Getty Images

ブダペストの地で好記録を連発しているサニブラウン。(C)Getty Images

 現地8月20日、陸上の世界選手権ブダペスト大会の2日目が実施されており、男子100メートル準決勝ではサニブラウン・アブデル ハキーム(東レ)が9秒97(追い風0.3メートル)の自己ベストタイの記録で2着に入り、2大会連続で決勝進出を決めた。

【動画】決勝進出を決めたサニブラウン!予選のレースをプレイバック

 前日の予選で今季最高となる10秒07を記録するなど、大舞台で調子を上げているサニブラウン。集中力を高めた24歳は、1組目の6レーンに登場するとスタートの号砲とともに勢いよく飛び出した。

 前回200メートル王者のノア・ライルズ(米国)がやや先行するなか、サニブラウンもなんとか喰らいついた。中盤から加速すると、伸びのある走りで順位を2番手に上げてゴール。またもブダペストの地で最高のパフォーマンスを見せた。
 
 2組目に登場した栁田大輝(東洋大)は10秒14(無風)で7着となり、ここで姿を消すことになった。日本選手権覇者の坂井隆一郎(大阪ガス)は予選敗退を喫している。

 運命の決勝は、約2時間半後(日本時間26時10分)に開始される予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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