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サニブラウン、日本人過去最高6位の快挙!100m決勝で10秒04も唇を噛む「マジで悔しいです!」【世界陸上】

THE DIGEST編集部

2023.08.21

10秒04で決勝の舞台を走り切ったサニブラウン。(C)Getty Imges

10秒04で決勝の舞台を走り切ったサニブラウン。(C)Getty Imges

 ハンガリー・ブダペストで開催されている陸上の世界選手権。現地8月20日には男子100メートル決勝が実施され、サニブラウン・アブデル ハキーム(東レ)が10秒04(無風)を記録し、日本人過去最高となる6位入賞を果たした。

【動画】日本人最高6位のサニブラウン!準決勝の9秒97の走りをプレーバック

 およそ2時間半前に行なわれた準決勝では、自己記録タイの9秒97(追い風0.3メートル)を叩き出していたサニブラウン。世界一のタイトルを懸けた大一番を前にも、落ち着いた表情で姿を現した。

 対するは、19年ドーハ大会王者のクリスチャン・コールマン(米国)や前回200メートル王者のノア・ライルズ(米国)、アフリカ記録保持者ファーディナンド・オムルワ(ケニア)などといった強者だ。

 運命の号砲に好反応した24歳。ライルズが飛び出すなか、サニブラウンも必死に腕を振った。なかなか前を捉えることはできなかったが、それでも前回大会からひとつ順位を上げ、6番目にフィニッシュラインを越えた。
 
 レース後には「マジで悔しいですね。最初からしっかり組み立てることができず、終盤で上手く伸びず離されてしまったので、マジで悔しいです。(6位には)まったく満足してないです。今年はいけると思っていたので、悔しい」と頭を抱えた。そして「他の選手たちはここ(決勝)でもう一段階ギアを上げてくるので、それができないと勝てないなと身に染みて感じました」と課題を口にしたうえで、今後に向けて以下のように語った。

「メダルは獲れそうなところに来ているので、そろそろ掴みたいです」

 その他の日本人は、栁田大輝(東洋大)が準決勝で、坂井隆一郎(大阪ガス)が予選で姿を消している。

構成●THE DIGEST編集部

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