現地8月23日、陸上の世界選手権ブダペスト大会で、男子走り幅跳び予選が行なわれた。日本のエース・橋岡優輝(富士通)は、3回目の跳躍で8メートル超えのビッグジャンプを見せたものの、惜しくも「ファウル」と判定され、3大会連続の決勝進出を逃した。
【動画】3本目は僅かにファウル。7m94をマークした橋岡の2本目をチェック
2回目に7メートル94の記録を残していた24歳。だが3本目を跳ぶ前の時点で、全体15番手と決勝進出する12人に入っておらず、8メートルを超える記録が求められた。そんな橋岡は、スピードに乗り8メートルを大きく超える跳躍でクリアしたように見えた。だが、踏み切りの判定で「ファウル」を知らせる赤旗の表示が電子板に示された。
1.4センチつま先が出たことが判明した橋岡。これには『U‐NEXT』で中継解説を務めた日本女子体育大学の特任教授の石塚浩氏は、「非情なところと言いますか、測定競技は物理的な距離で全て決めてしまいますから、1ミリだろうが、1センチだろうが」と言葉を失った。
まさかの結末にネット上には「しばらく立ち直れないかも…」「あれは悔しい」「1.4cmとかほんとに惜しすぎる」「軽く8m15を超えるナイスジャンプでしたが」「うわー、いったと思ったよー」などと悲痛な声が書き込まれている。
城山正太郎(ゼンリン)、吉田弘道(神崎郡陸協)も同様に本来の力を発揮できず、予選落ちを喫した。
構成●THE DIGEST編集部
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1.4センチつま先が出たことが判明した橋岡。これには『U‐NEXT』で中継解説を務めた日本女子体育大学の特任教授の石塚浩氏は、「非情なところと言いますか、測定競技は物理的な距離で全て決めてしまいますから、1ミリだろうが、1センチだろうが」と言葉を失った。
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城山正太郎(ゼンリン)、吉田弘道(神崎郡陸協)も同様に本来の力を発揮できず、予選落ちを喫した。
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