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リレー侍が37秒71の3着で決勝へ!前回バトンパスで失格の日本代表が“復活”への第一歩を踏む!「本当に良かったなとホッとしています」【世界陸上】

THE DIGEST編集部

2023.08.26

米国とジャマイカを猛追するアンカーのサニブラウン。(C)Getty Images

米国とジャマイカを猛追するアンカーのサニブラウン。(C)Getty Images

 ブダペストで開催されている陸上の世界選手権。大会7日目の現地8月25日、注目の男子4×100mリレー予選(各組3着+上位2チーム)が実施された。

 日本代表は1走・坂井隆一郎(大阪ガス)、2走・栁田大輝(東洋大)、3走・小池祐貴(住友電工)、4走・サニブラウン・アブデル ハキーム(東レ)で臨み、37秒71で3着フィニッシュ。見事、決勝進出を決めた。

【動画】米国、ジャマイカに次ぐ3着!決勝進出を決めたリレー侍

 1組目の5レーンに登場した日本は、“個の走力”の高いジャマイカや米国といきなり激突した。坂井が好スタートを切ると、2走の栁田が前との差を縮めた。さらに小池が攻めた走りで繋ぐと、バトンはサニブラウンへ渡る。アンカーは前を行く米国、ジャマイカとの差をさらに縮め、3着でゴールした。

 レース後、坂井は「去年の世界陸上では、リレーで本当に悔しい思いをしたので、今回とりあえず予選を通過することができて、本当に良かったなとホッとしています」と安堵の様子を浮かべると、栁田は「まだ余裕も少しあるので、決勝でもっとタイムを縮められればいいなと思います」とコメントした。

 最年長の小池が「もうちょい余裕を持って渡せるはずなので、もう少しバトンの流れや個々の加速のところを本来の走りができれば、余裕を持って4走に渡せると思うので、決勝はそこを修正していければいいなと思います」と気を引き締めれば、サニブラウンは「しっかり回してくれると思うので、もらったら全力で走るだけ」と口にした。
 
 21年東京五輪(多田修平、山縣亮太、桐生祥秀、小池祐貴)の決勝に続き、22年の世界選手権オレゴン大会(坂井隆一郎、鈴木涼太、上山紘輝、栁田大輝)の予選でも、日本はバトンパスでミスが発生し、失格に終わっている。今回はなんとかメダルをもぎ取ってほしいところだ。

 お家芸の復活をかけた“リレー侍”は、日本時間27日午前4時40分の決勝に挑む。

構成●THE DIGEST編集部

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